毎年恒例の、オフィスバーン製作による東京ドームシティ「夏期限定お化け屋敷」の開催が発表されました。
今年のタイトルは『赤ん坊地獄』、20年前の1996年夏(東京ドームシティの前身)後楽園ゆうえんちで開催された「赤ん坊地獄」の続編、あの時と同じよう"赤ん坊を抱いて進む"お化け屋敷です
公式サイト
プレスリリース
○1996年開催「赤ん坊地獄」とは?
オフィスバーンが夏に毎年お化け屋敷開催を始めたのは1992年(当時は「パノラマ怪奇館」と呼ばれていた)、開始当初は「麿赤児」や楳図かずお、デーモン小暮など著名人を使ったお化け屋敷でしたが、4年目となる1996年に初めてオリジナルストーリーで、お客さんにミッションを課すお化け屋敷としたのがこの「赤ん坊地獄」です。
『パノラマ怪奇館'96 ~赤ん坊地獄~』
「赤ん坊を抱いて歩く」という前代未聞の内容が話題を呼びました。今でもメディア等でオフィスバーン及び五味弘文プロデューサーを紹介する際には"代表作"として紹介される程で、オフィスバーンにおける現在のお化け屋敷製作会社としてのステータスはここから始まったとも言われています。本年開催のお化け屋敷は上記の「続編」として位置付けられていて、「赤ん坊」が成人となった20年後(リアルタイム)、再び"あの恐怖の試練"が試されるというもの。
○ストーリー(抜粋)
今から20年前、「霊界の男」と「人間の女」が結ばれ、1人の子供が生まれた。だが女はその生活に馴染むことができず、霊界を去ってしまう。我が子を霊界に残して。子供の事が忘れられない女は、勇気ある人々に頼み赤ん坊を取り戻してきてもらった。※ここまでが1996年開催の「赤ん坊地獄」の話その赤ん坊は「唱子」と名づけられ、20歳になった年に結婚し1人の子供を設ける。しかし、唱子が口ずさんだ子守唄をきっかけに霊界にその居場所を知られてしまい、産女の霊が赤ん坊を霊界へ連れ去ってしまった。唱子はすぐにその後を追おうとしたが、霊界に足を踏み入れたら二度と帰っては来られない。
そこで、勇気ある人々の力を借り、赤ん坊を取り返してもらうことにした。20年前と同じように・・・。あの悪夢が再び蘇ってくる。様々な霊が襲いかかってくる霊界を くぐり抜け、赤ん坊を唱子のもとまで届けられるのか。
○開催概要
・期間:7月15日(金)~9月25日(日)
開園~16時は「絶叫編」、17時~閉園は「超・絶叫編」
・料金:1030円
絶叫篇はワンデーパスポート・ライド5・乗り物1回券の方は420円
超・絶叫篇は上記のチケット類の使用不可
昨年度までは「絶叫編」ではワンデーパスポート等各種チケットが利用できましたが、今年は直接利用できず料金の割引となるので注意。
20年前に開催されたお化け屋敷「赤ん坊地獄」、自分は体験してなく(当時小学3年生)もうタイムマシンがない限り体験出来ない、生まれてくるのが遅かったか・・・ と思ってましたがまさか今になったこんな形で体験出来る日が来るとは。無論当時と完全に同じ訳ではないでしょうが、赤ん坊を抱くというシステムは同じ、果たしてどんな恐怖・ギミックが体験出来るのか、大いに期待ですね。