大阪府にある世界の「ユニバーサル・スタジオ・パーク」の日本初進出、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の行き方・混雑対策・注意点についてまとめました。公式サイト
・最寄り駅はJR西日本ゆめ咲線(桜島線)「ユニバーサルシティ駅」より徒歩5分程。関東圏からでは「東京駅」から新幹線で約3時間。
・自家用車では阪神高速2号淀川左岸線「ユニバーサルシティ」出口すぐ。パーク駐車場の他、ゲートから徒歩15分程の距離に1日700円~1,000円で停められる民間の格安駐車場あり。詳しくはこちら。
・関東圏及び地方からUSJに行く方法は「夜行バス」が一番安い。時期によって変動するが概ね一人片道3,000円~5,000円程、出発・到着日が平日ならもっと安い。メリットは前述のよう安く行けしかも早朝に着くので開園前からゲートに並べること、デメリットはやはり長時間のバス移動は疲れUSJに入る前から体力を消耗してしまうこと。
・飛行機での移動も悪くない。夜行バスよりは高いが格安航空会社(LCC)を使えば東京羽田~大阪伊丹まで7,000~10,000円で、移動(フライト)時間は1時間ちょっとで着く。ただし安い時間帯は夕方~夜のためスケジュールが立て辛い。
チケット
・公式サイトのチケットで確認。Webチケットストアで購入すれば当日チケットブースに並ばず直接ゲートに行けるのでなるべくこちらで購入した方が良い。「宅配」だと送料が600円かかるため、節約するなら「ダイレクトイン」で。プリンターで印刷しなくてもスマートフォンに転送してチケットを表示できる。クレジットカードのみ対応。
・コンビニ等で販売しているチケットも値段は割引にならないがゲートへ直接入場できる。
・年間パスポートの購入も検討。USJの年間パスポートはレギュラー料金の3回分とかなりお得な設定。除外日ありとなしの2種類があるが、除外日はGWやお盆、春休みの3月下旬など年間でもかなり混雑する日の設定であるため、普通の日に行くのであれば「なし」で十分かも。
・最近は入場制限になることは殆どないが、入園までに時間がかかる(場合によっては1時間)こともあるので注意。またUSJは一度退園すると「再度入園はできない」ので注意。例え「忘れ物を取りに行きたい」、「待ち合わせをしている」と言っても一切受け付けてくれず問答無用で決まりを厳守するのがUSJ流なので、パークに入ったら絶対に(帰る時間まで)外に出ないように。
なお「年間パスポート」は再入園ができる。見方によってはこれも『年間パスポートの特典の一つ』と言える。
・パーク開園15分前に入園できる「アーリー・パークイン」は「エースJTB」の特典であり、JTBでアーリー・パークインが付いているプランを購入しなければ適用されない。オフィシャルホテル自体の特典ではないので十分注意を。
・実際にはスケジュールに記載されている時間より早く開園する。むしろ時間通りに開園するのは閑散期の平日ぐらいで早まる日が殆どである。
当日の混雑の度合いにもよるが平日15分前、休日では45分前前後が多い。ハロウィン・クリスマスの土日等混雑時は1時間半前に開園することもある。
当日の混雑の度合いにもよるが平日15分前、休日では45分前前後が多い。ハロウィン・クリスマスの土日等混雑時は1時間半前に開園することもある。
・上記も踏まえて、平日ではスケジュールに記載されている時間の1時間前。休日は1時間半前、ハロウィン・クリスマスなどイベント時は2時間前を目安にゲートに並ぶと丁度良い。
裏技というかせこい知識だが、アーリー・パークインが実施される前(一般オープンの15分前)に「一番左」のゲートに並ぶとちょっと早く入れる。なぜなら一番左はアーリー・パークイン用に列が作られているため、同じ長さに見えても実際(通常開園待ち列)は短いからだ。勿論このせこい技を利用するにはアーリー・パークインが実施される前までにゲートに並ぼう。・開園後はゲート毎の列がぐちゃぐちゃになり、故意にせよ気付かずにせよ割り込み等の順番の変化もありかなりイライラするが、数組前後の入場で混雑度合いは変わらないので辛抱強く待とう。
休止アトラクション
・上記の営業時間&スケジュールに一緒に記載。小規模のメンテナンス運休を除けば1年を通してアトラクションの定期運休はほとんどなく、1月中旬~3月上旬が点検期間に当てられ主要アトラクションが長期運休する。・「ウォーターワールド」ショーも通年を通しての実施。冬はある程度水がかかる量が加減されるがそれでも席によっては濡れる。
・「ハロウィンホラーナイト」実施中は一部のアトラクションが特別バージョンとして運行するため、15時頃受付を終了する場合がある。
・悪天候の影響があるのはコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」。多少の雨・風であれば運行するが短時間でも夏の夕立のような豪雨では運休してしまう。その他のアトラクションは屋外でも雨天休止は滅多にない(「ウォーターワールド」も同様)。
混雑対策
・レギュラーアトラクション・ショーが目的であれば2月~3月春休み、GW、7月下旬~9月夏休み(特にお盆と大学生の夏休みである9月)、ハロウィン(ホラーナイト開催日)、クリスマスイベントの時期を避けると快適。当然ながら土日休日と平日では平日の方が空いているが、休日は営業時間が長く夜のパレードショーが開催されていたりとお得だったりする。・「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」は人気。グッズやショップも利用するなら朝一で向かった方が良いがアトラクションが目的なら夜閉園間際の方が空いている。詳しくはこちらの記事にまとめました。
・「ユニバーサル・ワンダーランド」も人気、特に休日は多くの家族連れで賑わうため乗りたいアトラクション等があれば午前中に行く&予約乗りシステムで予約しておく。
・レギュラーアトラクションで特に混雑するのは「ハリウッドドリーム・ザ・ライド」(通常前向き、バックドロップ共)、「スパイダーマン」。休日では2~3時間待ちも珍しくないので午前中のうちか夜空いた時に乗ると効率が良い。
・「ターミネーター2:3D」は通常10時40分から20分間隔で案内、「ウォーターワールド」は1日2~3回程度の公演。シネマ4Dでは「シュレック」と「セサミストリート」の2作品を15時を境に入れ替える(どちらが先かはその日による)。
・「ウォーターワールド」は前列や中央席など良い席を確保する場合は開園30分前頃アトラクションへ、席にこだわらなければ10分前でもある程度見やすい席に座れる(大混雑日を除いて)。
「ターミネーター2:3D」とシネマ4Dは定員数は多いが1回の感覚が長いので40分待ち程度にはなりやすい。
・「ウォーターワールド」は前列や中央席など良い席を確保する場合は開園30分前頃アトラクションへ、席にこだわらなければ10分前でもある程度見やすい席に座れる(大混雑日を除いて)。
「ターミネーター2:3D」とシネマ4Dは定員数は多いが1回の感覚が長いので40分待ち程度にはなりやすい。
・全体的にUSJは小規模な物を除けばアトラクション数が少ないため、各主要アトラクションに人が集中し待ち時間が長くなりやすい。特に「ジョーズ」は子供も利用できるためか意外と混雑し1時間待ち以上もしばしば。
・待ち時間の表記は結構いい加減である。大体表示されている待ち時間の30分くらいは早く乗れることが多い(トラブルで小休止した場合はこの限りではない)。
・園内レストランも数が少なく再入園ができないこともあって12時前後は非常に混雑する。時間帯をずらしての利用がおすすめ。
効率を重視するなら朝開園後に最も混雑する「ハリウッドドリーム・ザ・ライド バックドロップ」に向かい、体験後今度は前向きを。続いて「スパイダーマン」に行きその後はライド系アトラクションを中心に。午後遅めの昼食をとった後ショー系のアトラクションを利用、夜ハリーポッターに行く(入場整理券の有無は要チェック)のがスムーズかも。
エクスプレスパス
・アトラクションの待ち時間を短縮(※)できる有料チケット。アトラクション単体の発売ではなく3、5、7アトラクションセットでそれぞれ発売している。種類はこちら。5、7セットはハリーポッターのエリア入場とアトラクション「フォービドゥン・ジャーニー」が含まれている。
※状況によっては10分~20分程度の待ち時間が発生する。なお、世界のユニバーサルスタジオパークの規定?では「エクスプレスパスは待ち時間が最大でも20分以下で利用できるチケット」と定められているらしい。・当日営業中いつでも使えるが、ハリーポッターのエリア入場、アトラクション、バックドロップは時間が指定されており、購入時に空いている時間帯から選べる。
・「ハロウィーン・ホラーナイト」や「ユニバーサル・クールジャパン」等で営業する特別アトラクションは専用のエクスプレスパスが発売。
・高価なチケットではあるが、混雑を気にせずアトラクションを利用できるメリットは大きい。難点は混雑予想日はエクスプレスパスも売り切れることが多く早めに購入しなくてはならないことと、併せて購入後のキャンセル・返金が一切できない(※)のがネック。
※台風接近・上陸など余程の悪天候で行けなくなった場合(パーク自体は開園してても)は、返金を受け付けてくれることがある。ただし自分から電話連絡していろいろ確認してもらった後、返金対応となったので面倒くさいやり取りをしなくてはいけないかもしれない。
シングルライダー
・アトラクションのライドにてどうしても発生してしまう「一人分の空席」を埋めるため、一人で利用する方を対象に優先的にアトラクションに案内するシステム。対象アトラクションは「ハリウッドドリーム・ザ・ライド バックドロップ」、「スパイダーマン」、「スペースファンタジー・ザ・ライド」、、「エルモのゴーゴー・スケートボード」、「ジョーズ」、「ジュラシックパーク・ザ・ライド」の6機種。以前は「ハリポッター フォービドゥン・ジャーニー」も対象だったが廃止された。ただし「ジョーズ」は1時間待ち程度であれば実施されないことが多く、「ジュラシックパーク・ザ・ライド」も昨年より整理券対応になって以来実施されていない。
・「空席ができ次第」であるため、待ち時間はその時の状況に大きく左右される。アトラクション前に表示されている待ち時間は殆ど参考にならない。目安としては「ハリウッドドリーム・ザ・ライド バックドロップ」なら階段中腹あたりで40分~50分、「スパイダーマン」ならエクスプレスパスの分岐点付近で30~40分くらい。
・この「シングルライダー」制度はUSJでは広く認知されており、結構の方が利用している。中には『家族4人連れ』、『5人組の修学旅行生』が全員ともシングルライダー列に並んでるという状況も珍しくない程なので、混雑日はシングルライダー利用もそれなりに時間がかかることに留意。