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フライングコースター「アクロバット」  <ナガシマスパーランド>

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ナガシマスパーランドに、7/18(土)新しい大型コースターが登場しました。その新コースター『アクロバット』は日本唯一となる()大型フライングコースター、座席が傾き"うつ伏せ状態で"走行するという、現在ここでしか体験できない新感覚のコースターです。

製作メーカーはスイスの大手メーカー「B&M社」で、製品としてはアメリカの「シーワールド」にある『マンタ』というコースターの同機種になり、車両・コースレイアウトやコース中の仕掛けはほぼ同じです。輸入を担当した代理店はKCA(株)
※日本にフライングコースターが出来たのは今回が初めてではなく、15年前2000年7月に富士急ハイランドにオープンしたフライングコースター「バードメン」]が最初です(こちらは1車両(単車)で構造もアクロバットとは異なってました)。
しかしコースター、2001年5月に急停車により乗客2名が重傷を負う事故が発生し、そのまま営業終了してしまいました。それからしばらくして、車両を変更してコースだけを流用したのが現在の「ハム太郎 フワフワお空の大冒険」です。
本コースターは約1年前の2014年8月頃にはナガシマスパーランド公式サイトに設置が告知され、国内のコースターファンを含め多くの方々の注目を集めました。7/10(金)にマスコミ各社及び事前抽選で選ばれた招待客を対象にプレビューが行われ、その後グランドオープンの日まで不定期の実施ですがプレオープンとして一般来場者も試乗が行われたようです。

7/18(土)グランドオープン日について

2015年7月18日(土)、この日は台風11号が四国に上陸した翌日で三重県にもその影響が出ており、天気予報は「午前中雨のち曇り(だが雨が降ってもおかしくないくらい不安定な天候)」、実際朝から開園の9時頃まで割と強めな雨が降っていました。

でも奇跡が起きたのか9時半までには雨も弱まり「アクロバット運行可能な天候」ということで試運転開始。その後雨は上がりやや蒸し暑く午後には夏らしい強い日差しも出るなど天候が回復したのです。天気予報及び実際朝は雨であったことで来園者は少なく三連休の休日とは思えない程で、アトラクションを乗るには良い日でした。

コースター設置場所

「アクロバット」があるのは駐車場側に新たに設けられた新エリア、位置的には「アンパンマンミュージアム」の裏側で園内からは「スチールドラゴン2000」のレールをくぐって(スチールドラゴンとは)反対側にずっと進んだ先にあります。
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一番上の画像にもある「池」が見えた先にあるロゴが入った塔のような建物が「アクロバット」の入口です
なお、エリア内にはレゲエ風の「アクロバット」テーマソング(?)が流れています(歌詞は英語で、サビは「アクロバット~」と繰り返し流れる)。
7/18(土)のオープン日には9時半にナガシマスパーランドのイメージキャラクター「SKE48」のメンバー等がゲストに登場したセレモニーや、その後10時頃までSKE48が駅舎でお見送り(マイクアナウンス等)といったイベントが行われました。
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またこの日の午前中は乗車終了後、画像右のような記念カードが貰えました(何時頃まで配布してたかは不明)。

待ち列・ライドフォト

上記の建物を通ると、「スチールドラゴン2000」のように作られた待機スペース(列)が用意されています。基本的にここをジグザグと並んでいく感じになるらしい。
イメージ 4

駅舎の下の建屋1階に入ると、列中に「模擬車両に乗って写真を撮る」エリアがあります。アクロバットでは乗車中に撮影するライドフォトがないので、ここで写真を撮ってパネルに当てはめた、言わば「擬似的なライドフォト」を販売しているのです(ちなみにフォトフレーム付きで1200円)。

フォトエリアを抜けて階段を昇ったらすぐプラットホーム。ホームは2レーンありそれぞれのホームにあがる階段も左右に一つずつあります。フライングコースターは乗り降りに時間がかかり効率が良くないので、このホーム手前でなかなか列は進まず(感覚的に)結構待たされることになります。

車両

こちらがアクロバットの車両。前述のよう基本的に元になったコースター『マンタ』と同じですが、車両の先に付いているのは「マンタ(エイ)」ではなく「コウモリ」になっています。
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出発前にこのように座席が傾いてうつ伏せ上になって走行します。最初は圧迫感がありますががっちりと固定されているので苦しくはないです。
なお、自分もこの日初めて知ったんですが、ロゴ及び車両の先頭にいるのが「コウモリ」なのは、アクロバットの英語表記「ACRO"BAT"」内にあるBAT、つまりコウモリと掛けたものであるらしい・・・。
うつ伏せという特殊な状態で、入り組んだコースを走行して行くわけです。コースレイアウトや乗車感覚の感想は詳しくは下記のリンク先を。

コースレイアウト・乗車感覚

 「アクロバットの乗車体験」


コースターの詳細や感想は上記リンク先別記事にて書きますが、とにかく「凄い」と圧巻されるコースターです。この感覚はここでしか味わえないコースターだと思います。日本国内におけるコースターの歴史に新たな1ページが刻まれたような、そんな気にもなるくらい印象に残りました。

画像ギャラリー

・入園ゲート(園内側)や園内にある告知看板など
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・夜の「アクロバット」
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