久しぶりの更新なので一気に二つ掲載しちゃいます。まず最初はナンジャタウンにかつてあったアトラクション「ナンジャラQ」から。
「ナンジャラQ」
ナンジャラQはかつて手帳を購入し、街を巡ってなぞなぞ等の問題を解くラリー型アトラクション。手帳ラリー型アトラクションの第2弾(第1弾は「ナンジャビザ」)として、2000年1月1日、新年の幕開けと同時にオープンした。対象エリアは「福袋七丁目商店街」(現:福袋餃子自慢商店街)のみであったが、~福袋七丁目商店街コース~と記載されていたことから他のエリアのバージョンも検討されていたと思われる。ただし、実装はされなかった。
アトラクションの流れ
まずは上の写真の販売機で手帳「Qブック」を購入(800円)、これに問題が書いてあり回答には手帳に付いてくるマークシートにて回答する。問題には様々なバリエーションがあり、以下にその一例を挙げる。・なぞなぞ
各アトラクションの入口にあるナジャヴの頭を叩くと、ナジャヴがなぞなぞを喋るのでその答えをマークシートに記入する。なぞなぞは3ヶ月毎に更新された。
各アトラクションの入口にあるナジャヴの頭を叩くと、ナジャヴがなぞなぞを喋るのでその答えをマークシートに記入する。なぞなぞは3ヶ月毎に更新された。
・看板や風景の問題
街にある看板や風景についての問題、例えば看板の一部にモザイクがかかっていて、そこに何が書かれているか答える。これは実際に行けば答えがわかるため、このクイズをきっかけに街の気づきにくい仕掛けを認識できる意図もあった。
街にある看板や風景についての問題、例えば看板の一部にモザイクがかかっていて、そこに何が書かれているか答える。これは実際に行けば答えがわかるため、このクイズをきっかけに街の気づきにくい仕掛けを認識できる意図もあった。
・間違い探し
写真に載っている絵と実際のその場所とで間違っている内容を答える。2問あり、一つは福袋縁日銀座(~2002年)にあった福猫神のオブジェクト、もう一つはスタッフの衣装についての問題だった。
写真に載っている絵と実際のその場所とで間違っている内容を答える。2問あり、一つは福袋縁日銀座(~2002年)にあった福猫神のオブジェクト、もう一つはスタッフの衣装についての問題だった。
・最後の大問題
上記のなぞなぞの答えの頭文字(or 後ろの文字?)を繋げるとある場所の名前になる。そこに最後の問題が隠されていた。
その場所は「おおとりい」、つまり福袋神社入口(今の餃子スタジアム側)にある鳥居であり、その裏に問題が書かれていた。
上記のなぞなぞの答えの頭文字(or 後ろの文字?)を繋げるとある場所の名前になる。そこに最後の問題が隠されていた。
その場所は「おおとりい」、つまり福袋神社入口(今の餃子スタジアム側)にある鳥居であり、その裏に問題が書かれていた。
以上全49問の問題を答え終わったら、販売機近くの採点マシンにマークシートを挿入し、結果用紙を受け取る。成績によってナンジャビザのようにチケット割引が受けられた。
~49点:「なんじゃら見習い」 特典なし 50~79点:「なんじゃらセンセイ」 チケット20%OFF 80点~:「なんじゃらハカセ」 チケット50%OFF
・間違い探しの問題で、細かい点を上げればきりがないなど間違いの基準が曖昧であった
・「福袋神社近くにある風車(現在は撤去されている)、これを吹くと何が起こるでしょう」という問題があり、答えは「音が聞こえる」であったが、その仕掛けが不具合により長期間作動しなかった。そのため仕掛けの近くには「この風車は本来であれば吹くと音が聞こえるはずでした。現在は作動しないことがあります。」との掲示があった。
・アトラクションのリニューアルによる名称変更(「のら猫ナジャヴの事件簿」→「福袋探偵大學」、「銭湯クイズどんぶらこ」→「熱唱銭湯歌合戦」)
運営の終了
2002年福袋が餃子スタジアム建設のため一部閉鎖されることを受け、本アトラクションの営業終了が決定。終了は事前に予告されており、「ナンジャラQはまもなく営業を終了します(5月予定)。お早目に問題を解いてください」と告知された。終了約2週間前は手帳が半額(800円→400円)になるキャンペーンも開催された。2002年5月15日「ナンジャラQ」営業終了、わずか2年5ヶ月という短い運営であったため、本アトラクションの知名度は低い。
ちなみにその年の4/29に手帳ラリー型アトラクション第3弾である「ナンジャ探偵団」がオープンし、なんじゃらQ営業終了日である5/15は「福招き大相撲大会」も同時に営業終了している。