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「ゲームの王国」第2弾  <ハウステンボス>

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昨年7月にハウステンボスで始まった「ゲームの王国」プロジェクトが、昨年12月よりさらにパワーアップ。第2弾としてメイン施設「ゲームミュージアム」のリニューアルオープン、そして11月~3月の間に新規アトラクションが7つもオープンしています(内1つ「エイリアンバスターズ」は~5/6期間限定)。新規導入のサイクルが早いのが、ここ最近のハウステンボスの特徴でもあります。

「ゲームミュージアム」リニューアル

 「ゲームミュージアム」リニューアル

館内全体リニューアルの他に「鳥獣ライド」、本格手裏剣道場「HANZO」の2つのアトラクションがオープン。


新アトラクション

前述のよう今年3月までに園内にホラー系3つ、ゲーム(シューティング)系2つの新アトラクションがオープンしました。日本初のSR(代替現実)のホラーアトラクションなど技術的には凄いアトラクションが揃っています。

「ナイトメアラボ」

 →[ 「ナイトメアラボ」]

「The dool -憑人(つきびと)-」(5Dミラクルツアーズ)

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正面だけでなく上と下にも映像が映り五感で楽しめるシアター「5Dミラクルツアーズ」が、3/20(金)にリニューアル。前回までは色んなタイプのソフトを時期・時間毎に切り変えてましたが今回のリニューアルで上記の「The dool -憑人(つきびと)-」というホラー系ソフト1本になりました。ソフトだけでなくシアターまでの造形もそれ専用に作られています。また有料施設からパスポート対象施設になって利用しやすくなりました。

上記画像の受付から先は古城の風景が広がっており、シアターに入る前に画像右のポスターのキャラを象った人形を、一人一体ずつ持ちます。なお、中のスタッフもこのキャラと同じような衣装を着ています。シアターまでも人形が光ったり置いてある物が震え出したりという仕掛けが。
そして人形を持ったままシアター内に入り映像を見ます。人形はシーン毎に目が光ったり振動したりして、効果を盛り上げます。ソフトの内容は「人がいなくなり怨霊が住み着く廃墟の街に迷いこみ、怨霊に襲われながらも人形が助けてくれて、脱出を目指す」というもの。
シアター本番までのプレショーは作り込まれているのですが、シアターで見るソフト自体は特色がないというかイマイチなので、空いてたら1度くらいは見ても良いかなという感じです。


愛のホラーハウス「擂裡羅神社」

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11月にオープンしたミニお化け屋敷。制限時間内に真っ暗闇の神社を進むというもの。カップル専用であり2人のみでの利用、1人や2人でも男性同士は利用はできないとのことです(女性同士ならOK?)。自分は未体験なので感想は割愛。


闇の王国「エイリアンバスターズ」(~5/6期間限定)

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毎年年末~翌年のGWまで開催している期間限定アトラクション。毎回内容や演出が違うみたいですが、特に今回の内容は自分が体験した2013年の時とは大分変わってました。

一番大きな変更点が「案内役のスタッフ(エイリアン討伐隊の隊長)が終止ガイドする」とい点です。これにより暗闇で迷ってもある程度案内してくれるので安心(?)して進めるようになりました。

構成も変わっていて「宇宙船潜入→エイリアンとバトル→暗闇の迷路」とコースが2013年の逆(「暗闇の迷路→暗視スコープでの探索→エイリアンと(バーチャル上)でバトル→脱出」)になっていて、暗視スコープの使用もなくなっています。なお、エイリアンとはバーチャル上ではなくスポンジ銃「NARF(ナーフ)」を使ってのバトル。正直ショボく、しかも15人中最大4人までしか銃は使えない…。

前回自分が「いくらなんでも真っ暗闇の手探りとか暗視スコープとか、本格的過ぎて敷居が高い」と言った通り、今回のバージョンは以前よりは遊びやすくはなりましたが、皮肉なことに簡易的になったことで面白くもなくなったかなという・・・。最大15人までになったことで回転も良くなったので、空いている午前中を狙って試しに体験してみましょう。


「ドームシューティング360」

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「白い観覧車」のあるアートガーデンにできた新しい半球ドームのシアター。そこにてアジア圏では初となる「全方対象とした(=360度)スクリーンでプレイするシューティングゲーム」が実施されています。映像はなかなか迫力があるのですが、360度と言いながら結局は前と頭上くらいの一方向程度しか敵は出ず、しかも30人同時プレイということで自分の標準が分かりにくいため(スコアも全体のものしか出ない)ゲーム的には面白くないのが残念です。

なお、ゲームは全3ステージあり、ライフ制で6回攻撃を喰らうとその時点でゲームオーバー。プレイ人数によって難易度は変わらないみたいなので、少人数だと上記の理由からゲームとしては面白くなりそうですがクリアは至難の業になりそうです。

このアトラクションはゲームはおまけでシアター性を重視しているのかもしれません。なお、ドームでは普通のシアターも上映していますが「ドームシューティング360」を優先しているため1日2回程度の上映ととても少ないです。



ハウステンボスは確かにアトラクションの導入サイクルは早く数は充実しており行くたびに新しい発見ができますが、正直質がどうもというのが正直なところですね。

ハウステンボス「今後の展開」

今年もハウステンボスの新規施設導入は止まりません。まず4/3(金)より1月に終了したアトラクション「ミステリアスエッシャー」跡地に東方神起や少女時代などの韓流スターが登場する日本初上陸のホログラムシアター「SMTOWN THEATRE @HUIS TEN BOSCH」がオープン。2013年に韓国の遊園地「エバーランド」にオープンし、日本USJでも期間限定のイベントで実施した(なので正確には日本初上陸ではない)ホログラムシアターの輸入導入です。

そして夏より「健康の王国」というプロジェクトが始まり、6/27(土)には園内に隣接してスーパー銭湯がオープンし、園内でもプロジェクトに一環して健康グッズやフードの販売、心から健康になれるアトラクションやイベントの実施があるようです。

7月には受付や掃除をロボットが担当しカードキーは不要で低価格を実現、これまでにないコンセプトの世界初スマートホテル「変なホテル」がオープン、「ゲームの王国」第3段が7/18(土)よりスタートなど話題に尽きなそうです。

また現在構想しているのは「バーチャルリアリティを利用した子供やシニアでも安全に乗れるようなジェットコースター」とのこと。どのような形で実現されるのでしょうか。


最後に、春のハウステンボスの風景を。満開のチューリップと風車、運河の風景はここが日本であることを忘れるような絶景です。
イメージ 5

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