前回お伝えしたようナンジャタウンに11/28(金)より新アトラクションがオープンしましたが、東京ジョイポリスでも11/29(土)から新しいアトラクションが1つオープンしています。
内容は映画『寄生獣』を題材にしたホラー系アトラクション。1988年より原作である漫画が連載され高い評価を獲得しつつも、諸問題から20年以上映像化されなかった本作が今年2014年に入り10月よりアニメ化、そして11/29(土)より実写映画になったことでも話題になっている本作の世界観を体験できるアトラクションです(アトラクションは映画公開と同じ日にオープン)。
アトラクションは今年3月オープン~11月上旬終了した「四十五番目の話 ~死への誘い~」の跡地にオープン、ただし内装等は一新され演出も違います。
上記アトラクションとそれの前身である「アナザー 死へのトビラ」がお世辞にも内容的に良いとは言えないアトラクションで、本アトラクションも同じ製作会社による作品なので恐らく自分を含め多くの方が何の期待もしていないと思いますが、今回は映像+アクター演技によるライブ演出で「それなりに」楽しめるものになっています。
上記アトラクションとそれの前身である「アナザー 死へのトビラ」がお世辞にも内容的に良いとは言えないアトラクションで、本アトラクションも同じ製作会社による作品なので恐らく自分を含め多くの方が何の期待もしていないと思いますが、今回は映像+アクター演技によるライブ演出で「それなりに」楽しめるものになっています。
アトラクション内容
舞台は「寄生獣によるものと思われる殺戮事件が起きた」学校。そこにスタッフ演じる特殊部隊(以下「部隊員」と表記)と共に侵入します。部隊員から寄生獣の特徴等を聞いた後、学校内の美術室で待機することに。美術室の窓の外に他の特殊部隊員、そして学校の女生徒が見えます(窓が映像モニターになっている)。すると窓の外の部隊員の様子がおかしく・・・
以下反転:
部隊員の一人が既に寄生獣に憑りつかれており、女生徒を滅多刺し、他の部隊員及び映画のポスターにある主人公の寄生獣との戦いが(映像で)繰り広げられます。窓には返り血が飛び散り、血まみれの女生徒がこちらに助けを求めるシーンも・・・。 |
(上記反転部分等の)暴力・出血シーンがあるため、このアトラクションは『生き人形 蒼の間』と同様「7歳未満の利用不可・11歳未満要付添い」という年齢制限があります。
(映像)のシーン終了後、ゲストと部隊員は窓から学校外に脱出を試みる、すると今度はアクターによる寄生獣に憑りつかれた部隊員が襲い掛かり、美術室内のいろいろな物が破壊される。なんとか応戦の後、廊下側に逃げますがそこには生徒数人の惨殺死体、そして前述の部隊員が後ろから襲いかかってくるという演出でフィニッシュです。
感想
今回は映像とアクターによる演技でダイジェストではありますが作品の世界観を生で体験する事ができ、際どい描写や驚かされる要素もあるので結構楽しめる内容になっています。ただ、やはりこれまでと同様仮説的というか突貫的な造形演出であることと体験時間が圧倒的に短いので、物足りない感じは否めないでしょう。逆に言えば小規模、小スペースでの期間限定(今回もそうだと思われる)であればアイディアの詰まったアトラクションだと思います。これがUSJとかであったらかなりの迫力のライブアトラクションだったと思いますが、まぁそのレベルを求めるのは酷ですからね・・・。