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「ストリート・ゾンビ パフォーマンス」  <USJ>

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今年のUSJ「ハロウィーンホラーナイト」において、園内各所で行われているゾンビ達のパフォーマンスの紹介です。
今年も昨年度から始まった「車等のセット上でのパフォーマンス」そして「一般ゲストの格好(振り)をした役者(以下:サクラ)がゾンビ達に襲われる」などの演出方法を引き継いでいます。
なお、以下の情報は9/21(日)時点での情報で、今後演出の実施位置の移動や変更・廃止、新たな演出が追加される可能性があります。

エリア毎のパフォーマンス紹介の前に、園内各所で行われている演出についてを。

捕食シーン(園内各所)

イメージ 1

昨年でもよく見られた、ゾンビが一般ゲスト(サクラ)に襲いかかる演出。周りのゾンビ達も群がり、事が終わった後は傷だらけになったゲストが残ります。(襲われるのはサクラであるという)予備知識がないと、本当にびっくりすると思います。

これから紹介するセット上でのパフォーマンスの殆どに、この演出方法が用いられています。

ハリウッド・エリア

イメージ 2

ハリウッド・エリアに限った話ではないですが、車に置かれた死体の肉を食べるゾンビが園内で良く見られます。画像下記は「ハリウッドドリーム・ザ・ライド」がある通りで見られる「複数の女性ゾンビ達によるお食事」のシーン。いわば「ゾンビ達の女子会」でしょうか(?)。


「ステージ22(「バイオハザード・ザ・リアル」の整理券を配布している所)」の隣の金網では、ゾンビが一般ゲスト(サクラ)を連れ込み、襲われる(食われる)様子が見られます。
イメージ 3



同じくステージ22の「年間パスセンター入口」側の近くにある通り上のステージでは、台の上に一般ゲスト(サクラ)を置き、そしてなんと胴体を真っ二つにし、千切れた下半身を持ち上げます。
イメージ 4

終わった後、カメラを向けている自分に気付いたのか、ゾンビが武器を片手に近づいてきました・・・。



上記のステージへ向かう通りにある車にて、ゾンビが捕獲した一般ゲスト(サクラ)を車まで連れ、そしてチェーンソーでお腹を切り刻む。見えにくいですが画像のお腹から何か出ているようが分かりますでしょうか。これは切り刻まれるシーンでお腹から血が噴出しているのです(実際は水で、赤いライトで照らして血に見せている)。まるでスプラッター映画を見ているような迫力です。
イメージ 5


ニューヨーク・エリア

「ターミネーター2:3D」出口付近には、荷台に檻がついたトラックがあります。
イメージ 6

檻の中には多数のゾンビが捕獲されていますいが、そこに別のゾンビがチェーンソーで檻を破壊、一斉に外へ逃げ出すゾンビ達。お約束な展開ですがたちまち溢れかえるゾンビ達で周りは大パニックです。



同場所にて別の演出として、一般ゲスト(サクラ)を檻の中に引きずり込み、胴体を引き千切る。手や足等の胴体を持ったゾンビ達が溢れかえり、中には胴体を奪い合うゾンビもいます。
イメージ 7


サンフランシスコ・エリア

画像はありませんが、昨年と同様特殊部隊とゾンビ(今年はスーパーゾンビ)達の交戦が繰り広げられます。前回紹介したよう大量殺人犯のゾンビ「殺人ピエロ」(と思われるゾンビ)はここにいることが多いようです。

ジュラシックパーク・エリア

イメージ 8

「ジュラシックパーク・ザ・ライド」入口向かい側では、ゾンビが串刺しにされています。呻きながらこちらを睨んでくる。


その付近ではBBQの焼き網(?)に黒こげになった人間の焼死体、いわば「人間BBQ」、しかも付近では肉が焼けたような匂いまで漂っているというなんとも悪趣味なパフォーマンスです。台の近くには同じく黒こげになったゾンビが横たわっていますが、突然動き出してきます。
イメージ 9


レストラン近くのジャングルにある救護テント。ここではゾンビに追われた一般ゲスト(サクラ)がこのテント内に逃げ込み、その後ゾンビもテントに侵入して襲い掛かる様子が影絵で描かれます。そしてテントからは内臓(腸?)のようなものを持ったゾンビが出てきます。
9/21(日)はこの演出がなくなっていました。今後再登場するかは不明。
イメージ 10


アミティ・エリア

一応ジョーズの入口付近までストリート・ゾンビの対象エリアになっていますがゾンビの数やパフォーマンスは少なく、また現在9/30(火)まで「ウォーターワールド」にて『ワンピースプレミアショー』をやっている関係で、ショー終わりの19:45~30分間は特にゾンビが減少します(全くいなくなるわけではありません)。

逆に言えばショーが終わった後の10/3(金)からのホラーナイトでは、このエリアの演出が追加されるかもしれません。


感想

このように園内各所でゾンビ達によるパフォーマンスが繰り広げられます。目の前で一般ゲスト(サクラ)が殺される(襲われる)様を見せられる、またゾンビが徘徊しててすぐ近くまで迫ってくる、まさしくゾンビによる終末世界この世の終わりを迎えているような気分を味わえます。
一般ゲストの振りをした役者(サクラ)をゾンビが襲うというのは、「ゾンビはゲストに触れることはない(ゲストもゾンビに触れてはいけない)」というルールに矛盾するような描写である(ゾンビが触れるのはあくまで一般ゲストではなく役者であるので厳密にはルール違反はしていない)ので批判も多いですが、逆に言うとその"安心感"を覆し「自分も襲われるかもしれない」という極限状態の感覚を作り出す事に成功している、テーマパークとしては究極の演出だと思います。
ホラーナイト初日の9/12(金)とその次に行った9/21(日)、1週間の間でも結構演出が変わっていたりしてたので、前述のよう10月あたりからまた内容・演出の追加がありそうなので、今後の展開も楽しみです。

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