Quantcast
Channel: アミューズメント レビュー
Viewing all articles
Browse latest Browse all 756

「千葉市動物公園」

$
0
0

イメージ 1

GWも終わって平穏な日常が戻ってきているこの頃、場所によっては既に夏の話題もちらほら挙がってきていますね。「【5/13更新】2014年夏遊園地・テーマパーク新アトラクション&イベント情報」も作ったので、よろしければご覧になってみてください。


さて、そんな中夏を迎える前に残念ながら終了してしまう遊園地があります。それが今回ご紹介する千葉県千葉市「千葉市動物公園」、そこに併設されている小規模な遊園地「ドリームワールド」です。

この「千葉市動物公園」は千葉市(千葉市都市局公園緑地部)が運営する、いわゆるローカル(地方の)ほのぼのとした地元民を中心に愛される動物園、遊園地って感じの場所なのですが、世界の霊長類の飼育、特に絶滅が危惧される希少種の繁殖に力を入れる、また「ナマケモノ」の人工保育を行うなど動物園としての実績もあります。

また、2005年ここ飼育しているレッサーパンダ「風太(ふうた)くん」が後ろ足二本で直立する姿が大変話題となり、連日マスコミに取り上げられ一躍全国的に有名な動物園になりました。現在は一時期のブームからは落ち着いていますが、動物園には現在も風太くん及び彼の子供、孫達が生息しており(後述)、園内のポスターやパンフレットにも使用され、園内の売店では風太くんを初めとしたレッサーパンダのグッズを多く扱っています。
イメージ 2


遊園地「ドリームワールド」は1991年にオープンしました。家族向け機種を中心とした小規模な遊園地ながらも、動物園帰りの客を中心に低料金(200円~300円程)というのもあって賑わいを見せていたようですが、今年1月に千葉市動物公園リスタート構想が発表され、ライオン等の肉食獣の導入と共に遊園地エリアを廃止する(そのエリアも動物園エリアとなる)事となりました。よって、ここの遊園地は5/31(土)を持って閉鎖となります。

今回はその遊園地「ドリームワールド」の最後の見納めを目的に、主要施設を紹介したいと思います。

遊園地「ドリームワールド」

イメージ 3

遊園地は園内の端の一角に存在、メリーゴーラウンドや高架レールを走行するスカイジェットなど、お馴染みのアトラクションが揃います。ただし、メリーゴーラウンドは現在休止中となっており、おそらく再開する事はないと思います。

また、「観覧車」も同じく休止中となっており、これら2機種、遊園地を代表するアトラクションの休止が(多額の修繕費用が発生することが)遊園地閉鎖の遠因になったと言われています。なお、画像右側はスカイジェット(上)とコーヒーカップ(下)。
イメージ 6



「ゴーゴーコースター」
イメージ 4

小規模なコースターで、こちらも前回紹介した渋川スカイランドパーク「ネイブルコースター」と同様、東京ディズニーランド「ガジェットのゴーコースター」の同機種となります。コースは「ゴーゴーコースター」のミラー(左右対称)、「ネイブルコースター」とはほぼ同一となります(車両は異なる)。



「急流すべり」
イメージ 5

ドロップが1ヵ所ある、一般的な急流すべりです。長さもそこそこあるけど水路の水が異様に汚い・・・。


遊園地の営業は5/31(土)までで、5/17(土)からは乗り物が無料開放されます(動物園の入場料は別途必要)。非情のほのぼのとした、落ち着いた気持ちになれる遊園地ですので、最後の記念に是非いかがでしょうか。

動物園「レッサーパンダ」

イメージ 7

こちらが動物園エリアのレッサーパンダエリア、この光景はかつてテレビのニュース等で見た方も多いのではないでしょうか。前述のよう現在も風太くんの子孫達が元気に暮らしています。今回自分は立ち上がる姿を見ることができなかったのですが、子孫達も同じ仕草をするのかな。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 756

Trending Articles