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【2014年GW】富士急ハイランド

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先週4/26(土)から始まったGW(ゴールデン・ウィーク)も5月の連休、後半戦に入ってきました。例年GWの本番と言えるのはこの5月3日~6日前後の連休です。遊園地各地は年間の"かき入れ時"の一つになります。

そんな中、自分は今年5/3(土)に「富士急ハイランド」に行ってきました。別にGWでなくても休日・平日関わらず混雑しているこのパーク、それが年に数回の特別の日ではどういう状況になるのか興味半分です。

なので今回は1日の来園レポート的な記事、その中でいくつかは新要素・イベント等の情報も紹介します。ツイッターで私のアカウントを見てくださっている方にとっては、つぶやきのまとめみたいなものだと思って頂ければ結構です。

開園状況

GW中5/3(土)~5/5(月)の営業時間は7時~21時(6日は8時~19時)。ディズニーランド・シーやUSJでも早くて朝8時の開園ですので、この朝7時開園というの国内では最も早い営業開始時刻かもしれません。

自分は6時頃入口前の到着しましたが、既に開園待ちで30~40人の列が出来ていました。チケット売場は6時半頃オープンしましたが、Webチケットの利用者も多く、入場ゲートの前はどんどん待ち列が増えていきます。この事から、このよう(混雑する日で)開園が早い場合電車や高速バスでは時間的に出遅れてしまうので不利になると言えます。車、もしくは前日宿泊(ホテル利用)が基本なのかな。

アトラクション開始時間

あまり告知されていなく、かつ結構重要なことだと思いますが、(主要)アトラクション毎に営業開始時間が異なります。
7:00から:フジヤマ
7:30から:ドドンパ、高飛車
8:00から:ええじゃないか、戦慄迷宮、絶望要塞、ナガシマスカ、グレートザブーンなど
当日の状況としてはやはりフジヤマに向かう人が多くあっと言うのに1時間待ちになりましたが、今後の混雑を見越してドドンパや高飛車に並んでおく方も多かったです。しかし、多くの方は下記の絶叫優先券の列に・・・

なお、なぜ混雑日にわざわざアトラクションの営業時間をずらすのは、始業点検(アトラクション営業前に毎日行う機械の点検)が同時営業開始では作業が間に合わないためと思われます。

絶叫優先券

混雑日は飛ぶように売れる絶叫優先券。この日は朝6時半の時点でオフィシャルホテルの利用客(30分前に優先入園)既に行列、これに上記の開園後の一般客が並ぶものだから凄まじいことになります。開園10分で列はメリーゴーラウンド付近の窓口から「エヴァンゲリオンワールド」あたりまで到達し、そこからフジヤマ下の売店付近まで折り返すような状態になってました。購入までどれだけかかるか検討も尽きません。

待ち時間の推移

開園1時間後の8時頃で
 フジヤマ,高飛車:1時間20分
 ドドンパ:1時間40分
 ええじゃないか:2時間40分
ええじゃないかだけ営業開始直後で既に3時間近くという異様な混み具合でした。きっと多くの方が開始前に並んでいたのだと思います。

13時頃混雑はピークを向かえ、どのアトラクションも大混雑になります。
 高飛車,絶望要塞:1時間30分
 フジヤマ,ドドンパ:2時間
 ええじゃないか,戦慄迷宮:2時間30分
フジヤマは強風で1両運転であったため、待ち時間が延びました。戦慄迷宮は待ち時間が減ることなく徐々に徐々に積み重なり、16時には3時間近く、その後2時間ぐらいまで減るものの18時受付終了となりました。絶望要塞は18時頃に45分待ちとやや減り、19時受付終了。コースター系は19時半~20時に順次受付を終了しました。
印象としては、ええじゃないかだけ異様に混んだものの他はそんなにびっくりする程でもないかなという感じです。ただ、アトラクションだけでなく園内も非常に混んでて全然快適に利用できないですけどね。


さて、次項からは新着情報やイベント等の紹介を。

ええじゃないか新車両

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4/24(木)より()、ええじゃないかに新しい車両が登場しました。部品カバーが赤色の車両で、色だけでなくパーツの配置に少々違いがあります。
※当初は1/11(土)頃登場と告知されましたが、当時車両倉庫には置かれていて姿を見ることはできたものの実際に運行されることはなく、その後車両も見かけなくなりました。

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新車両(左)と旧車両(右)の違いはまず旧車両にあった化粧カバーがなくなっていること、営業開始当初の車両にあったピンク枠の上部突起部分のパネルもありませんがそれは旧車両も同様。
そして、座席と座席の間にあったハーネスの制御装置が座席下(青枠部分)になりました。旧車両では制御装置を直接見て(LEDが全て緑色に、いわゆるオールグリーンになれば正常)制御を確認していましたが、新車両では正常だと座席の間にあるランプが点灯し確認の目印になります。

今回実際には新車両に乗車できなかったので乗り心地の違いはわからなかったのですが、基本構造は同じなので変わらないのではと思います。ただし、如何せん新品の車両なので挙動がスムーズかもしれませんね。走行音も旧車両とは明らかに違う(やや静か)です。
ただし、新車両ではスタート直後~巻き上げ間のカーブで異音に近い変な音がするのと、この日はたびたびハーネスの不具合(締まり固定が不完全?)があって5~10分くらい発車できないということがざらでした。
凄かったのがライドにお客さんが乗っている&プラットホームに次乗るお客さんが目の前にという状況で技術スタッフが座席の後ろ側にてドライバー片手にメンテナンス作業してたことですね。昨今各地遊園地で(アトラクション)の事故が報道されていることもあり、周りのお客が不安がっていました。そして何のアナウンスもなく何事もなかったかのようにそのまま出発・・・
なお、この新車両の導入代理店は「阪和興業」みたいです(同メーカーの方らしき方が作業場に来ておりました)。

「ドドンパ」新車両

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4/26(土)よりドドンパにも新車両が運行開始。「上履き」をイメージした装飾で毎年3月にやっている学割イベント「絶叫学生」に出てきた上履きのキャラと同じ系列のようです。こちらは実際に乗車してみましたが、特に乗り心地は変わらないと思います。

ステージショー

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GW期間中は園内「マッドマウス」の前でステージショー。いろいろなアーティストが歌や踊りを披露します。ショーは普通に良かったけど、画像のよう前の方の座席で普通に座って聞いているハイランダーがシュールです。

イベント他

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左側が現在開催している映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』コラボイベント。公式サイトで告知がなかった(おそらく開始当日にアップ)ので来園して初めて知りましたが5/3(土)~6/8(日)までのようです。

内容は冊子を持って指定ポイント(アトラクション)付近に行き、そこにあるよく似た絵の中から正しい絵を選び回答を冊子に記入していくというもの。中には「観覧車から見た園内の景色」が指定されていることもあります(つまり実際に観覧車に乗らないと正解がわからない)。全問正解出来たら人だけが行ける特別な部屋もあるらしい。

画像右はフジヤマ下の売店で売っていたTシャツ。各アトラクションのロゴが入っています。

終わりに

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この日の自分の行動を簡単にまとめると朝一でフジヤマ→ドドンパ→絶望要塞(2回)→フジヤマ(2回目)→高飛車→ええじゃないか→絶望要塞(3回目)→ええじゃないか(2回目)、そして最後(20時半過ぎ)に待ち時間のなかった「ナガシマスカ」→「鉄骨番長」に乗って〆ました。特に優先券等は使わなくて、我ながら効率良く行動できたと思います。

全体のまとめとして、GWでも「オフィシャルホテルに泊まって30分前入園」、ホテル利用が難しければ「開園2時間前には並んで朝一入園」等対策をすれば、長い営業時間を活用して一通りアトラクションを体験することができます。が、これは連休初日の3日に限った話です。中日である5/4(日)は「9時頃からコースターを始めとした主要アトラクションの待ち時間が3時間半前後がほぼ終日続く」という状況なので、絶叫優先券がなければまともに遊ぶことができません。

なお、連休最終日の6日(火)は最近各所に「空いてて狙い目」とバナー広告が出ているよう、確かに混雑度合いは3日並かそれよりちょっと少ないぐらいに空きますが、それでも混むことは混み営業時間が短いので、あまり恩恵はないかと思います。

そして、結論から言えば「普段いつでも行けるような環境にある方はわざわざGWに行かない方が良い」と思います。営業時間が長くても待ち時間が長いため、結局アトラクションに乗れる回数としては通常の日と同じです。GWのメリットはその時だけでのイベントが開催されているのと、あまり乗る機会のない夜のライトアップされたアトラクションに乗れることですかね。


さて、そんな感じでこのGW富士急ハイランドのレポートを終えたいと思います。皆様素敵なGWを。

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