茨城県遊園地他ツアー、ちょっと時間がかかりましたが今回の目的地が最後になります。茨城県大洗からひたちなか市、そこからさらに北上し日立市にある「かみね公園」が今回の最終目的地です。ここはコースター等の遊戯機が揃っている遊園地「かみねレジャーランド」、「かみね動物園」、そこへ隣接する子供向けの遊園地「かみね遊園地」、その他研修施設等で構成されています。まずはメインであるかみねレジャーランドを紹介しましょう。
かみねレジャーランド
上記の画像のよう、昭和の遊園地の香り漂うノスタルジックな雰囲気です。この日は平日だったこともあって園内に客は数えるくらいしかいなく、園内に数人のスタッフが巡回しててアトラクション前に人が来ると駆けつけて対応してました。入園料は450円で、フリーパス類はありませんがアトラクションは200円~400円程度なので利用しやすいです。
園内はやや起伏があり、一番高い部分には観覧車があります。シースルー(透明な)ゴンドラもあり。
画像右のアトラクションは「おとぎ列車」、小さくアップダウンのあるレールをぐるぐる回ります。ちなみに列車というタイトルになっていますがアトラクションの形状・仕組みから法律上の分類としては"メリーゴーランド"に該当するアトラクションです。
こちらは「ファイヤーバード」、いわゆるバイキングです。昔、東武動物公園にあったやつと同機種かな。
画像右のは「ファンハウス」。メルヘンな世界でもお化け屋敷でもない、なんとも不思議な世界のアトラクションです。
建物に入ると床及び横の柱や物がグラグラと激しく揺れる場所を進み、その先は暗闇の迷路。目の前も見えないくらい真っ暗な中、黒いベニヤ板の壁に描かれたイラストが蛍光塗料で照され怪しく光ります。
迷路を抜けると、狭い通路を往復して先に進みますが、この通路も縦や横に振動しています。その先にはあるのは牢屋。子供向け(?)っぽい絵とはいえ、こういう特殊な空間で見るとちょっと不気味ですね…。
どういうコンセプトで作られたのか全く不明でしたが、意外性という意味では楽しめるアトラクションでした。こういうのもローカル遊園地の魅力でしょうか。
この他、ジェットコースターも小さいのを含めて2種類あり、内容的にかなり良いものが揃っています。
→詳しくは[ こちら]を。
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このかみねレジャーランドは、まるで昭和の時代ままで止まったような空間の遊園地でしたが、現代の最新の遊園地では味わえない昔懐かしい(若い人には逆に新鮮な)気持ちになれる遊園地でした。こういう場所が残っているのも良いかと思います。
かみね遊園地の方はレジャーランドの方よりもっと昭和の遊園地って感じ。こちらも一応観覧車があります。
個人的に一番気に入ったのは、この豆汽車。内容はどこにでもあるものですがコース中に設置してあるのは白雪姫、それはいいとしてもその後にあるのはなぜかウルトラマンと仮面ライダーです。こういう何でもありの装飾もローカル遊園地の面白いポイントですね。