先日東京ディズニーランドに行ってきました。香港ディズニーランドに行ってきたばかりではありますが、今回は日本のです。目的は現在開催中の[ 「クリスマスイベント」](製作中)と、そしてリニューアルのため来年2014年1/5(月)を持って運休する「ジャングルクルーズ」の乗り納めです。
「ジャングルクルーズ」リニューアルについて
1983年、東京ディズニーランドと同時にオープンしたこのアトラクションが、2014年秋30年以来初のリニューアルが実施されます。現在発表されている内容としては、・イルミネーションやスペシャルエフェクトなどのショー効果が追加 ・アトラクション全体にオリジナルの音楽を導入・終盤の神殿の中では"動物の守り神"との出会いがある ・夜は「ナイトクルーズ」として特別運行?これまで以上にスリリングなジャングル探検が楽しめるようになるとのことです。
リニューアル前の記念として、現在の「ジャングルクルーズ」の様子を簡単ではありますが、画像に合わせて紹介します。
ジャングル探検(アトラクション)の流れ
・船着き場を出発し、最初の舞台はアマゾン川。「雨の森」と言われ1年中霧のような雨が降っている熱帯雨林を抜けます。しばらく進むと巨大なアフリカゾウが出現、アフリカナイル川へと入ります。その先のテントはゴリラ達が占拠。ガイドによってはホテル「ミナ"ゴリラ"」なんてジョークを言うことも。その先に見えるのはアフリカサバンナの草原。ヌー、シマウマ、そして獲物を仕留めたライオンがいます。「草を食べるシマウマ、シマウマを食べるライオン(そしておこぼれを狙うハゲタカ)」、ジャングルでは強いものが生き残る、弱肉強食の世界です。
(ちょっと見えにくいですが)画像左下は、サイに追い詰められている探検隊です。現実に起きたら大変な事態に陥っている彼らですが、みんなで一斉におしりを上げたり、周りではハイエナ達が笑っていたりとコメディチックになっているのが、アメリカらしいというかディズニーらしい演出。
画像下中央は「シュバイツァーの滝」、さらにその先は「カバ」の縄張りです。カバというのはユーモラスな外見とは裏腹に非常に神経質で獰猛で生き物でもあり、アトラクションのようにボートに突進してきたり人間が襲われたりする事件が絶えないそうです。
原住民(昔は「首狩り族」という表記もありました)の住処。右から槍を持って襲い掛かってきます。
神殿の入口です。前述のよう、リニューアルではこのエリアにて演出が加わるみたい。
神殿から出ると、イラワジ川(エーヤワディー川)へ入ります。ここではインドゾウが水浴びをしています(本当は神聖な場所で入ってはいけないらしい)。
探検の終盤にいるのが、ジャングルのセールスマン「サム」。バナナを売っていて、隣にいる小象がすぐ"踏み潰して"フレッシュジュースにしてくれるそうです・・・。
なお、従来の演出ではサムは首にした部下の「乾燥した生首」(文字通り"クビ"にした、という意味)を持っていて、ガイドが「なかなか売れなくてジャングルでも"クビが回らない"」なんてジョークを言うこともありました。2007年頃、昨今の事情を踏まえて変更されています。
なお、従来の演出ではサムは首にした部下の「乾燥した生首」(文字通り"クビ"にした、という意味)を持っていて、ガイドが「なかなか売れなくてジャングルでも"クビが回らない"」なんてジョークを言うこともありました。2007年頃、昨今の事情を踏まえて変更されています。
そしてボートは船着き場に到着しますが、その前にはガイドがこんな事を言います。
「さぁ、いよいよジャングルで最も危険で恐ろしい場所へと近づいてきました。それは"文明社会"です。」これは完全に皮肉的な文言であって、スリルやファンタジーだけでなくこういった台詞を用意するところがディズニーの深い演出だと個人的には思います。
そんなわけで、現在のジャングルクルーズが楽しめるのもあと1ヵ月くらい。リニューアルでどう変わるかも気になりますね。