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「香港海洋公園(オーシャンパーク)」  <香港>

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ちょっと順番が前後していますが、香港旅行の1日目に訪れたテーマパーク「香港海洋公園(オーシャンパーク)」の紹介です。
このパークは海が見えるロケーションにて広大な敷地内に遊園地,水族館,動物園が揃っている香港有数の一大テーマパーク。水族館と動物園はそれ単体だけでも立派な施設になっている他、遊園地エリアも最新の大型絶叫マシンが揃い、さらに近年でも新たに北極ゾーン(?)としてペンギン等が展示されている施設が出来るなど拡張を続けています。香港(中国)国内だけでなく世界的に見ても規模・内容共に大きく評価されているテーマパークです。

そのためか自分が行った日は平日に関わらず大変混雑していました。次の日に行った香港ディズニーランドよりも混んでいたと思います(アトラクションの回転率とかもあるけど)。
エントランスは上記画像のよう、ゲート前には噴水もあります。そこを抜けると目の前に大きな水族館が見えてきます。目の前のラグーンでは夜水上ショーをやってました。

こちらはパンダ館です。
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オーシャンパークはとにかく広く、移動も園内の乗り物を使わないと出来ません。その一つがこの「海洋列車」。園内の上の方に行く、いわゆるケーブルカーです。雰囲気的にはディズニーシーのアトラクションみたいですね。列車の中は普通の電車って感じですが、一応天井のモニターにて映像が流れるなどアトラクション的な要素がありました。
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移動手段として、もう一つこの「ケーブルカー」(ロープウェィ)があります。小型な乗り物で、一部剥き出しになっているなか画像のように高度がある所を走行するのでいろんな意味でスリルがあります。夜に乗ればパーク内及び香港市内の美しい夜景を見れることも。
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遊園地の乗り物

海洋列車又はケーブルカーから降りた先が、アトラクションが集まる遊園地エリアのメイン。いろいろなアトラクションが揃っていますが、このよう日本でもあるようなアトラクションも多いです。アトラクション個々の紹介はこちらを参照。
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パークは本当に広く、一通り歩くだけでも結構な時間がかかります。
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ハロウィン限定お化け屋敷

10月はハロウィンイベントの一貫で、園内にお化け屋敷タイプのアトラクションが全部で5つ、季節限定で運営していました。怖くないファンタジー系からかなり怖い本格的なものまで様々です。なお、このパークには常設のお化け屋敷はありません。というより日本の遊園地みたいに「お化け屋敷」が常設になっているのは世界的に見れば稀な方で、たいていの国ではハロウィンの時期に期間限定で行うというのが一般的のようですね。

その中でも、特に面白かったのがこちら2つのお化け屋敷。

「k-POP Madness(訳:狂気のk-POP)」

香港でもポピュラーな存在である、K-POP及び韓流スターをモチーフにしているお化け屋敷です。舞台は廃墟となり韓流スターの亡霊(?)が憑りつく収録スタジオ。衣装部屋やスタッフルームなどの裏方からステージセットなどを巡ります。スタジオ内にはk-popが流れ韓流スターのポスターやライブ映像が流れ、そして至るところからモンスターメイクをした韓流スターが襲いかかってくるという内容です(お化けの一部は画像のようアトラクションの待ち列内にも出没します)。
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韓流のお化け屋敷という珍しい内容であるうえ、それでいてお化け屋敷として成り立っているのが好印象でした。怖さ的にもびっくりする仕掛けが多いけど明るい場所が多いので心理的にあまり怖くはない、楽しいお化け屋敷だと思います。
なお、香港のお化け屋敷は日本のようにお化けとお客の距離感の保ちは関係ありません。普通にお客が歩く通路上に表れ、接近してきますというか実際軽く体に触れてきたお化けもいました。

「Law Lan's Possessed Possessions(訳:ロウラン氏(?)の所有物(?))」

今回のお化け屋敷の中で一番怖いランクとされるもの。中華街にある古書店(?)が舞台となっているのかな。閉店した店舗内を巡るもので、コースが結構長くそしてかなり暗い場所がいくつかあってお化けの数も多いので確かに怖い。脅かし方も機械仕掛けの人形の振りをして実はアクターだったりと見事な演出が多く、プロジェクション・マッピングで虫(ゴキブリ)だらけの部屋を描写するなど内装演出も凄かったです。
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これらのお化け屋敷、それぞれテーマや内装等は違うのですが、基本的には何人かのグループで所々にアクター(お化け)が出てきて脅かすというスタイルは共通していて、それこそ前回の香港ディズニーランドと同じでアメリカンスタイル。なので、"香港の"というよりは"アメリカのタイプの"お化け屋敷を運営しているって感じなのかな。
今回の香港旅行で感じたことですが、もしかしたら世界にあるお化け屋敷ってアメリカのタイプを取り入れたものが多くて、言ってしまうと同じようなものが多いのかもしれない。そう考えると日本のお化け屋敷というのは独自の文化を持って進化していっているかもしれませんね。

感想

このように全部見るとなると1日では足りないくらいたくさんの施設がある広大なテーマパークなのですが、アトラクションの部分を見ると日本でもありそうなタイプのものが多いのでそんなに目新しさはなかったかなと思います。ただ、遊園地のアトラクションの中に水族館や動物園が紛れているという、この規模のものは日本にはない規模でしょうね。

香港の市街地からも近いので、ディズニーランドと合わせて香港観光のメイン施設になっているようです。

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