あの映画「ターミネーター」の世界観を味わえる体感型シアター、元の映画自体の人気に加えアトラクション中に登場する「綾小路麗華」の強烈なキャラでUSJオープン以来多くのファンの存在するこのアトラクションがホラーバージョンに。しかも前代未聞、誰もが予想しなかった『綾小路麗華と貞子のコラボ』です。
通常版の綾小路麗華のキャラと貞子によるホラーを同時に楽しめるというだけあって、イベント開始時からファンを中心に話題になっているアトラクションです。ホラー演出自体も凝っているので総合的に見てもおすすめ。
話題にはなっているものの、一度に入れる人数が多いため待ち時間はそんなに長くなりません。閉園間際は特に空くようなのでねらい目かも。
シアター前に入る待合室の様子、及びそこでのモニターの映像、そして綾小路麗華の前節までは通常版と全く同じです。麗華がゲストに対し「どこから来たのか」尋ねて行く場面も勿論あります。そして、いつも通り、麗華が監修したプレゼンVTRを見ますが、何故か所々にノイズが入り、そしてついには砂嵐になり、あの井戸が映し出される。そして目の前にいるのは髪の長い女性・・・ 不穏な空気のまま、ゲストはシアタールーム内へ。そこで一人の女性客が悲鳴を上げたのを合図に、次々と怪現象が起こり始める・・・。以下反転:
シアターでは座席に座らず突っ立ている女性が悲鳴を上げた後、ステージは真っ暗となり、中央に貞子が登場します。正面の大スクリーンにも映画での井戸が映し出され、シアター内に貞子が徘徊。至る所に突然現れて(現れる時、スポットライトが当たる)驚かせます。スモークや座席の落下などの仕掛けもフル稼働。最後は綾小路麗華が現れ、「これはハロウィーン用の特別な演出でした」とオチを話しますが、最後にどんでん返しがあり、これも強烈です。 |
話題にはなっているものの、一度に入れる人数が多いため待ち時間はそんなに長くなりません。閉園間際は特に空くようなのでねらい目かも。
「バックドラフト」のスタジオ設備を利用した、ハロウィーン限定の「怪談ツアー」に参加するアトラクションです。同行する語り手(ストーリーテラー)(※)と共に、スクリーンによる映像を交え、「昔とある漁村で起きた怪事件、及びそれに関わる一人の少女」の話を聞きます。しかし、ツアーの途中不可解な現象が起き始め・・・
語り手の絶妙な話し方と映像による演出もあって怪談話はかなり怖く感じられるのですが、尺が長いのでやや退屈になるかもしれません。ただ、終盤の演出及び最後の脅かしは効果的です。
上記のストーリーは「貞子の子供の頃の話」であり、彼女は人を念じるだけで呪い殺せる力を持っていて、その力によって引き起こされた事件、及び彼女自身の心境が語られます(映画版の設定に準したストーリーです)。以下反転:
最初と次の部屋では語り手とスクリーンでの映像による物語を聞き、3番目の部屋(通常ではバックドラフト火災現象を体験できる部屋)ではアクターによる貞子の演技を見れます(火を使った演出はありません)。そして最後、ゲスト側の通路にまで貞子が・・・。 |
※語り手の方は、普段シアター系アトラクションに出演している役者の方が勤めているようです。自分の時は「ウォーターワールド」でディーコン役の方でした。
自分は未経験なのですが、店内は照明を落とし映画のBGM、そして呪いのビデオが流れているらしい。メニューも画像のような不気味なものとなっています。
さて、このようゾンビが園内に徘徊する「ストリート・ゾンビ」、バイオハザードやジェイソンなどの有名ホラー映画の世界をモチーフにしたアトラクション「ホラーナイト・メイズ」、そしてUSJのハリウッド技術による演出と「貞子(リング)」のジャパニーズホラーの世界が融合した「貞子 ~呪われたアトラクション~」など様々なコンテンツが満載のUSJハロウィーンホラーナイト。1日だけでなく何回来ても新たな発見等があって楽しめそうです。
自分も期間中にもう1回行きたいですね。でもどうせならバックドロップがやっている9月中にしようかと検討しています。