どうも、今日から8月に入り夏休みも佳境に入った(?)方、大学生の方などは試験が終わり夏休みが始まった方も多いのではないでしょうか。そんなもっと暑く、熱くなっていく夏に紹介するのは、現在ナンジャタウンで開催されている『コープスパーティー』のコラボイベント。
2010年の開催以来、もはやナンジャタウンの恒例行事になっている「コープスパーティー」シリーズのコラボイベント、今回は7/24(水)に発売されたOVA版(→4月に開催された上映会の感想はこちら)とのコラボとなります。
内容としては例年とほぼ同じで、
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▲▲肇薀ション「地獄便所」のコープスパーティー特別バージョン
の二つです。
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▲▲肇薀ション「地獄便所」のコープスパーティー特別バージョン
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_麝轡ぅ戰鵐函崛完出!生徒手帳をさがせ」
参加用紙のヒントを頼りに、もののけ番外地に散らばったキャラクターの生徒手帳を探すイベントです。ただし、生徒手帳を見つけるだけで良いというわけではなく、その近くにある「形代の欠片」に書かれた文字をメモする事が真の目的です。生徒手帳はこのように見える形で置いてあるものと、
袋の中に入っているものがあります(形代が目印)。この場合、袋の中に手を突っ込んで生徒手帳(と形代の欠片)を探り出す必要があります。お約束として、生徒手帳ではなく「ぶよっとした」感触の物が入っている袋も・・・
また、如月学園の生徒(参加用紙に書かれたキャラクター)以外の生徒手帳が入っている場合もあります。所謂ダミーです。
こうして、全ての生徒手帳及び形代の欠片を集めると文字が完成しますが、書かれた文字のままでは答えになっていなく(意味不明の文字になっていて)、正解とはなりません。"あること"をすれば意味のある文字となって、それが正解になります。その"あること"とは下記のアトラクション「コープスパーティー地獄便所検廚鬟廛譽い垢襪海箸任錣ります。
今回は見つけることは容易いものの、上記のちょっとした謎解き要素があるので難易度的にはやや高めです。しかし、作中に出てきた生徒手帳がきちんと再現されていることと、上記の画像(ダミーの生徒手帳)の台詞や、所々に散りばめられた細かい作中ネタ(※)があったりして、作品を良く知る方は楽しめると思います。
※「篠原世以子」の手帳はトイレ(地獄便所)にあったり、「森繁朔太郎」は"面白い写真が撮れる旅館"に寄ったら生徒手帳をなくした、との記載があるなど。
※「篠原世以子」の手帳はトイレ(地獄便所)にあったり、「森繁朔太郎」は"面白い写真が撮れる旅館"に寄ったら生徒手帳をなくした、との記載があるなど。
1『直美と世以子の蜘蛛プール』編
天神小学校に迷い込んだ直美(声:佐藤利奈)と世以子(声:新井里美)がこの"地獄便所"に入り込み、恐怖の体験をします。
原作と同様の直美と世以子の微笑ましいやり取りも見れますが、ホラー部分はややグロテスク(と言うよりは気持ち悪い)表現があります。音だけでここまでぞくぞくさせるような演出は凄いです。
天神小学校に迷い込んだ直美(声:佐藤利奈)と世以子(声:新井里美)がこの"地獄便所"に入り込み、恐怖の体験をします。
原作と同様の直美と世以子の微笑ましいやり取りも見れますが、ホラー部分はややグロテスク(と言うよりは気持ち悪い)表現があります。音だけでここまでぞくぞくさせるような演出は凄いです。
2『あゆみとさつきのナイメン』編
あゆみ(声:今井麻美)がこのトイレで体験した不可思議な出来事。それは人の「ナイメン」→「内面」がわかるというもの。これを体験した者の大抵は精神崩壊するというが・・・。
「1」とは対照的に心理的に怖い描写があるお話です。なお、作中にはさつき(声:原由実)以外にも直美、世以子、そして森重(声:柿原徹也)が登場します。
あゆみ(声:今井麻美)がこのトイレで体験した不可思議な出来事。それは人の「ナイメン」→「内面」がわかるというもの。これを体験した者の大抵は精神崩壊するというが・・・。
「1」とは対照的に心理的に怖い描写があるお話です。なお、作中にはさつき(声:原由実)以外にも直美、世以子、そして森重(声:柿原徹也)が登場します。
3『森繁・美の定義』編
天神小学校に迷い込み、謎の大男からトイレに逃げ込んだあなたは、そこで同じくここに飛ばされてきた森重(声:柿原徹也)と出会う。そこで聞くことになる、彼の異常とも言える"美の定義"を・・・。
「2」と同様心理的な恐怖のお話で、彼の言うことは傍目ではちょっと理解できないと思います。なぜ彼がそのような考えをしているのかは原作を見ればわかりますが、原作を知らないと逆に異常さが引き立ってより怖く感じる、かな。
天神小学校に迷い込み、謎の大男からトイレに逃げ込んだあなたは、そこで同じくここに飛ばされてきた森重(声:柿原徹也)と出会う。そこで聞くことになる、彼の異常とも言える"美の定義"を・・・。
「2」と同様心理的な恐怖のお話で、彼の言うことは傍目ではちょっと理解できないと思います。なぜ彼がそのような考えをしているのかは原作を見ればわかりますが、原作を知らないと逆に異常さが引き立ってより怖く感じる、かな。
以下反転:
なお、「1」と「2」のシナリオは例年通り原作のシナリオライター「祁答院慎」によるものですが、今回は「3」のみ「神城咲弥」(※)が執筆したものになります。
※「コープスパーティー」シリーズのキャラデザ・グラフィック、音声演出・編集、効果音、PSP版では立ち絵原画とイベント絵監修をご担当されている方です。
森繁は天神小学校に飛ばされた計り知れない恐怖とストレスからか「死体を携帯電話で撮影する」という異常行動に出ています(本人曰く「他人の不幸でも見ないと落ち着かない」、ただしこの行動が倫理に反している自覚はある)。その中で彼の一番のお気に入りの写真は「壁に叩き付けられて原型を留めないほどの無残な粉砕死体」でしたが、それは自分が兄妹のように仲が良い「繭」という少女でした(しかも、かなり残酷な形で知らされることになります)。それを知った彼は、とてもまともな精神状態でいられる筈もなく・・・ |
なお、OVA版では上記の出来事の後、錯乱した彼は他者への攻撃行動に向かってしまいますが、原作のゲームでは発狂し自殺と思われる死に方をします。このシーンは私がコープスパーティーの中でも特に怖いと思うシーンの1つです。 |
なお、「1」と「2」のシナリオは例年通り原作のシナリオライター「祁答院慎」によるものですが、今回は「3」のみ「神城咲弥」(※)が執筆したものになります。
※「コープスパーティー」シリーズのキャラデザ・グラフィック、音声演出・編集、効果音、PSP版では立ち絵原画とイベント絵監修をご担当されている方です。
今回はどれも原作を知らなくても作品の世界を楽しめ、そして十分に恐怖を体験できるお話が揃っています。ただ、「3」はやや作品ファン向けですが、前述のよう初見だとより怖い印象を与えると言うのは結果として作品への興味を抱くことに繋がるのかな。