どうも、最近お気に入りのアニメソングは田村ゆかりの『Fantastic future』と『Baby Sweet Berry Love』(どちらもアニメ「変態王子と笑わない猫」の楽曲)であるmr_themeparkです。どちらも可愛らしい曲ですよね。カラオケで歌うのはちょっと恥ずかしいけど。
さて、今回は5/7(月)にリニューアルオープンしたディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」を紹介します。そしてちょっと間が開いた(前回の4月編を3月末にやった)ので皆さんすっかりお忘れになっているかもしれない、アミューズメントレビュー「カレンダープロジェクト」の5月はこの「スター・ツアーズ」の写真です。
アトラクションの経緯
このアトラクションはディズニーランド初期のアトラウション「スター・ツアーズ」を3D映像等最新技術を用いてストーリー等を一新しリニューアルしたもの。アメリカのディズニーランド(アナハイム、フロリダ)が2011年にリニューアルしたのに続いて、日本は2012年4月より休止→翌年5月にリニューアルオープンとなりました。グランドオープンは5/7(月)ですが、それに先だって4/22(月)~5/4(土)まで「スニークプレビュー(試験営業)」が行われました。今回はツイッター等で実施の情報が流れていたり、またGWの中日まで実施してたので、オープン前に乗車した方も多いのではと思います。
では早速、アトラクションの入口から乗場までの様子を中心に書いていこうと思います。
アトラクション入口~乗場まで
建物の入口。リニューアル前のをあまり覚えてないのですが、ロゴとかが変わっているくらいかな。こちら側がスタンバイ入口で、裏側にファストパス用の入口があります。建物内に入るとまず目に付くのは、リニューアル前にはなかった(と思う)巨大なスクリーン。旅行先の惑星の紹介や、ダースベーダー率いる帝国軍のCM(?)が流れることもあります。その時はあの「ダースベーダーのテーマソング」も流れる。
スクリーン自体はリニューアル前にもあったけど、映像自体は一新されていたと思います。下のC-3POは台詞とかが異なっていました。
その先はスキャンで手荷物検査をしているロボットがいて気さくに話しかけてきます。右下のロボットは何しているのかわからなかったけど。
こちらは待ち列の全体図。正面には"いろいろな星の人"のシルエットが写るガラスに、乗客を写すサーモグラフティもあります。
これらを通った先は、いよいよ乗場です。6機全台のライドフル稼働でした(そんなに待つことがなかったリニューアル前ではなかなか見られなかった光景)。
リニューアル後に登場したのが、3D映像を見るための「フライトグラス」。通常のシアター系アトラクション(ディズニーランドで言えば「フィルハーマジック」、「キャプテンEO」)のよりもしっかりとした作りなっていて、アトラクションの激しい揺れの中でも外れることはありません。
出発前、モニターではアトラクション前座のストーリー、
「(これから乗り込む)スタースピーダー・1000に機械トラブルがあり、C-3POがパイロットを降ろして出航前に点検を行う。」
上記の様子が流れます。これはアトラクション本編にて重要な設定なので、見ていくことでより一層ストーリーに入れ込めます。
「(これから乗り込む)スタースピーダー・1000に機械トラブルがあり、C-3POがパイロットを降ろして出航前に点検を行う。」
上記の様子が流れます。これはアトラクション本編にて重要な設定なので、見ていくことでより一層ストーリーに入れ込めます。
その後、注意事項を聞いたらいよいよスタースピーダーに乗り込み宇宙旅行開始です。
アトラクション本編(※ネタバレあり)
このアトラクションのもう一つの特徴は、シーン毎にストーリーが何パターンかありそれがランダムで構成されるので、乗る度に違った展開になることです。・スターツアーズはまずポートから宇宙船が発車するところからスタート。出発前、突然ダースベーダー率いる帝国軍に船内に反逆軍のスパイがいると言われ、船内を調べられます(ダースベーダー本人の場合とドロイドが確認を行う場合がある)。
すると、なんと船内に本当にスパイが潜んでいて(サブスクリーンにスパイ本人の顔写真が写る)、帝国軍の攻撃を避けて宇宙空間へ脱出。
すると、なんと船内に本当にスパイが潜んでいて(サブスクリーンにスパイ本人の顔写真が写る)、帝国軍の攻撃を避けて宇宙空間へ脱出。
後に、実はこのツアーの真の目的は、反乱軍のスパイを基地まで送り届ける事だったことが明かされます。
・宇宙空間に出たスタースピーダーは、ライトスピードでワープ(?)をした後、別の惑星に辿りつき(3つの中から一つ選ばれる)、そこから脱出した後、反逆軍から「スパイを無事基地まで送り届けろ」とメッセージが入ります。メッセージはヨーダ、アクバー提督、レイア姫の中から一人。
・最後のシーンでは、スタースピーダーが目的地(3つの中から一つ選ばれる)に到着し、反逆軍等の攻撃を避けながら、無事任務を達成する(着いた目的地によっては達成できたのかよくわからない物もあった気がする)といった結末で終わります。
以上のよう、2パターン×3パターン×3パターン×3パターンで、全54パターンのストーリーが用意されています(一部Wikipediaからの情報を転載しました)。
感想
映像は3Dのコンピューターグラフィックで作られ格段に綺麗になっています。他の宇宙船や戦闘機、隕石に惑星シーンでの草木などがリアルに描かれていて凄い迫力です。立体映像については、こちらに向かってくるのがはっきりわかるという感じではなく奥行きがあることがわかる程度であり、これは立体映画の感覚に近いですね。ライドの動きもリニューアル前では若干粗がありましたが、今回は映像とよくシンクロしてスリリングです。もっともリニューアル前のは乗客の酔いを防ぐため映像と動きを意図的にずらしていたり、当初より上映時間を短くしたりしていたようですけどね。
と、アトラクション自体はこのリニューアルで格段に進化したのですが、リニューアル前の「スターツアーズ」は模型を用いて撮影した映像など当時の技術が集結して作られていて、それも良い意味で味があるものだったので、もう見れないとなるとちょっともったいないかなとも思います。
なお、混雑度合いですが園内自体が大混雑している得意日は120分以上の混雑になりますが、通常の土日程度の日であればアトラクション自体の回転が良いので、最大でも90程度と落ち着いているようです。