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Channel: アミューズメント レビュー
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OVA「コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-」上映会

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皆さん既にご存知の方も多いかと思いますが、ホラーゲーム「コープスパーティー」がOVAとして今夏発売されます。そのOVAが発売に先立って「角川シネマ新宿」にて上映されるということで先日見に行ってきました。

4/13(土)には監督や主演声優陣を招いたプレミアム上映会が行われ、通常の(ゲストがいない)上映会が4/19(金)まで行われます。上映は1日2回で今のところチケットには余裕がありますが、客席の少ない小さなスクリーンでの上映なのでWeb購入などでなるべく早めに押えた方が良いかもです。

こちらが来場時に貰えたプレゼント。ポスターと同じイラストのクリアファイル、そして清めの塩が入った小さな封筒… お葬式で貰うのと同じような、ガチの清めの塩が入っているのが意味深で怖い…。
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OVA「コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-」感想

ここから内容の感想を。大まかな展開は原作(PSP版)と同じですが、人物の立ち振る舞いなど細かい描写が異なり、後半の展開はオリジナル要素が多いです。特にラストの展開は原作と大きく異なります。

ゲーム版にもあった、少女の亡霊(サチコ)が一瞬だけ画面に映り込む、廊下を歩くときリアルに軋む音がするなどの演出もあります。そしてグロテスクな描写はホラーアニメとしてはトップクラス。自分は途中から気分が悪くなった程凄かったです。サチコを始めとする怨霊たちの叫び声など"音響"の演出も逸脱。ホラー的な描写は原作以上に激しいです。

ストーリーについては、言ってしまうとかなり陰湿です。原作でも主要人物の死のシーンなどかなりキツイ展開がありましたが、OVAではさらに悲惨に描かれており、正直「死を軽視している」と言われてもしょうがないレベル。それがOVAとしての演出なのでしょうが、キャラクターのファンの方は覚悟して見た方が良いかもしれません。

総じて言えば、ホラー作品としては非常に逸脱な演出で、もはやスプラッター映画とも思える過激な描写と、気が滅入ってしまう陰湿なストーリー展開は見た方を恐怖のどん底に突き落とすことに成功しています。
原作の再現度についても、原作をやり込んだ方にとっては「?」と思うシーンもあるかと思いますが、全体的にはよくまとまっておりわかりやすいです。今回の上映会は全4話(1話30分程度)を劇場用に編集したものなので、割愛されたシーンも多いとか。

原作とは良い意味でも悪い意味でも違うので、作品のファンの方も必見です。そうでない方も(作品を知らない方も)このOVAを見れば、作品の"恐怖の"世界を一目で堪能できるでしょう。OVAの発売は夏、一足先に見たい方は4/19(金)まで上映しているこのイベントに是非足をお運びください。


今夏「ナンジャタウン」でコラボイベント開催

7/11(木)にリニューアルオープンする「ナンジャタウン」にて、このOVA「コープスパーティー」のコラボイベントが開催されます。ナンジャタウンでのコープスパーティーイベントは2010年(PSP版が発売された年)以来毎年開催され、今年で4年目になります。思えば自分がこの作品を知ってゲームを買ったのも、このイベントを体験したのがきっかけですからね。
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ナンジャタウンオープン日の7/11(木)からやるのかそれともちょっと遅れるのか、イベントの開催時期及び内容はまだ不明です。たぶんまた「地獄便所」がコープスパーティーバージョンになるんじゃないかな。

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