どうも、先日まで風邪をひいてましたが「ユンケル」飲んで安静にしたら治ったmr_themeparkです。個人差はあるだろうけど、ユンケルは本当に良く効く栄養剤ですね。疲れている時も役に立ちます。
さて、今回の話題は三重県にある遊園地「ナガシマスパーランド」なんですが、実はこの遊園地現在放送中のアニメアニメ『僕は友達が少ないNEXT』第4話に出てきた遊園地のモデルになっていることはご存じでしょうか。
行った方なら一目でわかるくらい、園内の様子がそっくりそのままアニメで描かれています。放送後実際にナガシマスパーランドに訪問した(巡礼した)方もいたみたいですね。
でもアニメのレビューサイトやブログを見てると「(いくらアニメに出てきても)ジェットコースターのような過激なものは乗らない、興味ない、お金払って怖い思いするのがわからない」って意見がちらほらありました。
やはりアニメで描かれてて興味を持って今まで乗ったことのないものを体験、って言うのは今のご時世なかなかないのですかね。でもそこはアニメ好きであり遊園地好きである私mr_themeparkの「アニメファンにジェットコースターの面白さを伝える」という出番がきたってことで
↑どんな出番なんだ…?
前置きが長くなりました、本題に移りましょう。昨年12月で一旦運転を休止した「スチールドラゴン2000」が今年3/15(金)よりリューアルオープンしました。リューアルの内容は車両の入れ替え。ボックス型と言われるこのタイプから、上記のポスターに描かれているように体を覆うものがなくて開放感のあるタイプに代わるのです。
車両が変わることでコースター全体の乗車感覚はどう変わるのか?というわけで今回は生まれ変わった「スチールドラゴン2000」を体験、そしてその車両を写真に納めカレンダープロジェクト3月編、三重県の三大スポット最後の1枚として飾ります。
「新・スチールドラゴン2000」
本題である新しくなった車両を紹介する前に、今一度「スチールドラゴン2000」のスペックをおさらいしましょう。最高部高度:97m(日本一) 最大落差:93.5m(日本一) 最高速度:153km/h(日本二) 全長:2479m(世界一)このコースターがオープンした2000年当時では、上記4つ項目は全て世界一のスペックでありギネスブックに登録されました。現在は全長以外の項目についてはスチールドラゴン2000を上回るスペックのコースターが登場していますが、それらのコースターは空気圧及びリニア等で機械的に加速させるタイプのコースターであるため、純粋な巻上げ→落下タイプのコースターとしては世界一のスペックであるコースターです。
また、当然高さと落差に関しては日本一、速度に関しては富士急ハイランドの「ドドンパ」に次いで二番目という、総合的に見れば日本最高のスペックでもあるメガコースター。ちなみに、最後部高さの97mというのは日本の建築基準法におけるコースターの"限界の高さ"でもあります(航空法等による)。
ちなみに、上記の『僕は友達が少ないNEXT』第4話にも「スチールドラゴン2000」は出てきます(この作品では「ブラックドラゴン」)。アニメでの車両はリニューアル前の車両ですが、駅舎前の看板やコース中のトンネルといい、再現度高いですね。
またしても横道に反れた気がしますが、いよいよ本題である新しくなった車両を紹介しましょう。新しい車両はこちらです。
新車両
新しい車両の特徴は、何と言っても一見台座の上に椅子が付けてある、って感じで体を覆うものがなく走行中は風をもろに感じることになります。また座席が高い位置にあるので、乗車中は足が宙に浮いた形になります。足を押さえるバーがありますがあまり気にならず、走行中足はブラブラ動かせます。この車両の製造(メーカー)は「ボリガー&マビラード社(B&M社)」というスイスの企業で、USJの「ハリウッドドリーム・ザ・ライド」と同じメーカーになります。
車両は赤・黄色・黒の3種類ありました。
・ファーストドロップ
感覚としてはそんなに変わりませんが、体を覆うものが少ない分「空中に落下する」って感覚が強くなってます。特に前の方だと風圧が凄いくてよりリアルに感じます。
感覚としてはそんなに変わりませんが、体を覆うものが少ない分「空中に落下する」って感覚が強くなってます。特に前の方だと風圧が凄いくてよりリアルに感じます。
・八の字ループ
ここは一部地面すれすれな位置を走行するので、車両が開放的な分「手が届きそうな錯覚」を味わえます。何気に怖いです。
ここは一部地面すれすれな位置を走行するので、車両が開放的な分「手が届きそうな錯覚」を味わえます。何気に怖いです。
・連続キャメルバック
コース終盤、6回も連続して続くキャメルバック(小規模のアップダウン)。個人的にここでの乗車感覚が一番変わっていると思います。
リューアル前でもアップダウンによって腰が浮く感覚があったのですが、新車両では足が浮いているので浮く感覚がさらに顕著、また開放的であるため浮くに加え前に押し出される感覚があります。まるで空を飛んでいるような感じでした。
リューアル前でもアップダウンによって腰が浮く感覚があったのですが、新車両では足が浮いているので浮く感覚がさらに顕著、また開放的であるため浮くに加え前に押し出される感覚があります。まるで空を飛んでいるような感じでした。
感想
このようにより開放的になってダイナミックな体感を味わえるようにになった新車両。ただこのコースターの場合元々スペックが上すぎということだけあって、総合的に見れば車両による感覚の違いは感じにくいかもしれません。ただ、言えることはより開放的で動きもスムーズで、走行中の風を直に感じる体感度アップの車両になり、スチールドラゴン2000の大胆なコースを引き称えるより素晴らしい体験を味わえる車両になっていることは間違いないと思います。逆に言えばよりスリリングになってますので、コースターが苦手な方も得意な方も貴重な体験ができると思います。
これで「三月、三重県、三つの観光地スポット」のそれぞれの写真が揃いました。それを1枚にまとめ、3月の写真にしたいと思います。