どうも、好きなバラエティー番組は「世界の果てまでイッテQ」のmr_themeparkです。なんだかんだで毎週欠かさず録画して見ていますね。
さて、今回の内容も2012年夏季限定のお化け屋敷でして、東京からおよそ400km、高速飛ばして4時間くらいかかってやって来たのは岐阜県岐阜市柳ヶ瀬。美川憲一の柳ヶ瀬ブルースで全国的に有名になった町ですね。
その柳ヶ瀬地元商店街にて、今年"町興し"としてお化け屋敷が企画・運営されています。
その他にも鵜飼船や織田信長(岐阜市は織田信長の城下町として栄えた)など岐阜ゆかりのものを数多く取り入れています。
「恐怖の細道」について
おばけ屋敷のプロデューサーはオカルト作家の山口敏太郎氏、題材となっているのはかつて昭和の時代社会現象にまでなった都市伝説「口裂け女」、ここ岐阜はその口裂け女が初めて現れた(新聞記事に初めて登場した)、言わば"「口裂け女」発祥の地"でもあるのです。その他にも鵜飼船や織田信長(岐阜市は織田信長の城下町として栄えた)など岐阜ゆかりのものを数多く取り入れています。
お化け屋敷周辺の様子。このよう周りは時代を感じさせる商店街です。
お化け屋敷にはカフェ&バーが併設されており、昭和時代のノスタルジックな雰囲気が再現されています。
おばけ屋敷の受付方式は、単純に並んで待つというのではなく料金を支払ったらチケットに整理番号が記入され、その番号順に呼び出すという方式(上記のバーの中で待つか、大体の時間を聞いてそれまで外出することも可能)。演出上一組ずつしか入れない(前のお客が出てから次を案内する)みたいでそのような方式をとっているのかと思います。
なので全然人がいなくても実際は入れるまでに時間がかかる(自分が行った時は1時間待ちでした)かもしれないので注意が必要。受付時間も営業時間前、早めに終わってしまうようです。
なので全然人がいなくても実際は入れるまでに時間がかかる(自分が行った時は1時間待ちでした)かもしれないので注意が必要。受付時間も営業時間前、早めに終わってしまうようです。
お化け屋敷内容
最初に暗い小部屋にて、あの織田信長からこのお化け屋敷の物語を聞きます。平成24年夏、ここ柳ケ瀬で「柳男」(やなお)という男の子が 突然失踪するという事件が起きた。噂では 「"口裂け女"に昭和時代の柳ケ瀬に連れ去られた」という。長良川の秘密の場所から出航する「時空を超える鵜飼舟」に乗って昭和の柳ケ瀬に向い「やなお」を探し出して欲しい。この事件を引き起こしたとされる"口裂け女"に立ち向かうことはできるか…。織田信長は序盤のストーリー説明の他、お化け屋敷内終盤にも登場(こちらは今話題の「織田信奈(おだ のぶな)」、代わりに登場)。
暗い小部屋の先にあるのは、上記にある「時代を超える鵜飼舟」。その船に本当に乗り込み、"あの世から来た鵜匠"の先導で先に進みます(当然水の上を進む本物の船ではないが)。
船が着いた先は昭和時代の柳ケ瀬。レトロな商店街や学校など様々なスポットを進みます。そしてその随所にあの"口裂け女"が現れ、「ワタシ、キレイ…」と尋ねたり、マスクを外し裂けた口を見せながら「これでもぉぉぉぉ」と追いかけてくるなど、噂通りの恐怖を体感することになります。
口裂け女だけでなく他の亡霊(?)も登場し、しかも一人ではなく一度に複数で、上から飛び降りてきたり時には挟み撃ちをするように襲ってくるなど容赦ない脅かしが最初から最後まで続くことになります。
感想
"地元の題材を使ったお化け屋敷で町興し"というコンセプト通り地元の特色を良く活かしたお化け屋敷で、内装も手作り感があるながらも凝った作りになっており、なかなか趣のあるお化け屋敷だと思います。アクター(お化け)の脅かしも積極的で、通常の遊園地のお化け屋敷ではできないようなかなり無茶な脅かしもしてくるので、そのような体験ができるのも面白いですね。お化け屋敷で町興しというとやはりどうしても去年の山口県宇部市のお化け屋敷が話題になったことにあやかっているのかなという気がしてしまいますが(ここだけじゃなく、今年の夏お化け屋敷の開催が多いのもそれに要因していると言われてますが)、それのあるなしは置いといて地元が活性化して話題になるのは良いことですね。
余談
・このお化け屋敷はテレビや新聞など様々なメディアで紹介されていますが、「口裂け女」というのがメディアによっては奇形の差別に繋がる(「主に口唇口蓋裂)とのことで使えない場合があります。8月にフジテレビ「トクダネ」で放送された時は「口裂け女」ではなく「妖怪女」と表記されてました。・このお化け屋敷の同じ商店街内、歩いて3分くらいで行けるくらいすぐ近くにもう一つの夏限定お化け屋敷「はじめのいっぽ」があります。