どうも、先日としまえんで行われた「ゆるゆり体感型学園RPG 探して☆サマー大事件!!」(PKシアター)に参加してきたmr_themeparkです。いろいろな事情でブログでは紹介しないかもしれないけど、まぁ面白かったですよ。
さて、今回紹介するのは静岡県「ツインメッセ静岡」にて8/11(土)~8/19(日)まで開催されていたイベント『妖怪おばけ屋敷博覧会2012』。和風・洋風、怖さ控えめから超怖いものまでいろんなタイプのお化け屋敷が一堂に集結したイベントです。
会期中の土日では「妖怪パレード」と称したダンスパフォーマンスもありました。
お化け屋敷
前述のようにお化け屋敷は全部で8種類、恐怖度はAAAからCまでの5段階あります。恐怖度AAA~Aの特に怖いお化け屋敷はこちらのページにてじっくり紹介するとして、ここではその他5つのお化け屋敷を紹介。それぞれ和風・洋風のオーソドックスな、良くも悪くも昔ながらのシステムや造形物のおばけ屋敷です。恐怖度Aとなっていますが、アクター等やびっくりするような仕掛けはないので怖さはこれでも控えめ。
テレビチャンピオン優勝者『高橋耕也』氏が織りなす"廃材アート"で構成された、一風変わったお化け屋敷。突然音が鳴るなどお化け屋敷としての要素も勿論ありますが、それ以上に芸術的な雰囲気で博物館的な印象が強いです。なお、このお化け屋敷は内部写真撮影OK(フラッシュは不可)でした。
テレビ静岡で放送されていた「からくり侍 セッシャー1」を題材にした施設。鏡の通路やボールプールなどの様々な仕掛けの中を進む室内アスレチックです。意味合いとしては「お化け屋敷に入る勇気を鍛える」のが目的だそうですが、言ってしまうともはやお化け屋敷でもなんでもないような気が…。
ちなみにこの施設の利用は無料。
ちなみにこの施設の利用は無料。
吉本がプロデュースしている?お化け屋敷。呪われた劇場を舞台に、様々な吉本芸人がパネルや音声にて出演しているおもしろ怖い(?)お化け屋敷。
内容としては、薄暗い劇場の中にたのしんごや坂田利夫(アホの坂田)など至る所に吉本芸人が(パネルや人形で)登場。それぞれのネタを披露します。中には映像にて芸人の漫才を見ることも。この漫才、5分以上もある上にぶっちゃけ面白くないので反応に困った(一応ネタはお化け関係だが)。
最後は何故か「超心霊ドウガ」(八景島シーパラダイスなど他の遊園地でも稼働しているホラーシアター)を見ることに。このソフトは他で公開されている通常バージョンとは違う特別バージョンです。
・映像の合間に吉本芸人(芸能界に疎いmr_themeparkは出演している芸人さんが誰が誰だかわかりませんでした…)のしゃべり(ボケとツッコミ)が入る。 ・通常バージョンにある「ある女優の楽屋で取られた心霊動画」がなく、代わりに「ある吉本女性芸人の楽屋での動画」が流れる(怖い要素はなく、ネタ的な映像)。お化け屋敷として、はっきり言って内容的に酷いです。おもしろ怖いバラエティお化け屋敷というのはわかりますがバカにするのも程があると思いました。(この手のお化け屋敷がダメと言っているのではありません。むしろ他で稼働しているバラエティお化け屋敷の方がよっぽど優秀だと思います。)
所感
このよう確かにお化け屋敷の数や種類は多いけど、質がどうもなぁというのが正直な感想です。[ 次回紹介する3つのお化け屋敷]とここで紹介した「もったいない博士のナイトミュージアム」以外は(つまり8つのうち半分は)内容的に良いとは言えず、また一部のお化け屋敷ではスタッフの接客態度も悪い(客に対してタメ口など)、上記の「呪われた劇場おーこわっ」では音声が会場内に漏れているなど(仮設故音声の漏れを止めるのは難しいけど)、設備的な考慮もあまりしていないのかなと思います。また8つのお化け屋敷を全部(1回ずつ)体験するとなると入場料込みで大人一人4900円かかる(割引を利用しても-500円程度)という、意外と高額な料金設定もどうかと思いました。
結果として酷評にはなってしまいましたが、いろんな種類のお化け屋敷が集まっているというのは凄いことだと思いますし、(8つのうち半分は)良いお化け屋敷もあって、縁日やお土産ショップ、ダンスパフォーマンスなど面白いイベントというのは間違いなかったです。これでもうちょっとお化け屋敷の内容や接客方法を厳選してくれたらなぁと思います。