「東京喰種:re」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49576498.htmlの約1週間後、8月4日(土)もう一つアトラクションがオープンしました。2018年6月30日に終了した「バイオハザード 邪悪の館」跡地に、2015年12月~2016年6月に稼働していた「ゾンビ・ズー」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/48511325.htmlが再び登場、ただし規模・内部の演出が多く追加され、感覚的には別アトラクションのようになっています。
ちなみに、「ゾンビ・ズー」の製作は「バイオハザード」や「東京喰種」と同じ(株)渡邉油化ですが、他作品ではなくオリジナルコンテンツ故に?どうもこの「ゾンビ・ズー」は、東京ジョイポリスの後も梅田ジョイポリスにも登場(2017年7月~2018年8月)、そして今回2018年8月再び東京ジョイポリスでオープンと、同社のアトラクションでも別格扱いされている気がします。個別の公式サイトhttp://zzoo.jp/まであります(取り扱いは「キュリオシティジャパン」http://www.curiosityjapankk.com/渡邉油化のアトラクションでは映像制作を担当している会社)。
アトラクション入口はフェンスに覆われた形に。周りにはコミカルなポスターが貼られています。
待ち列内のモニターでは前作及び上記の「ゾンビ・ズー」公式サイトでも見られる映像と、今回新たに登場した「所長が出てくる研究機関」の映像が流れる。
○アトラクション内容
研究所(ゾンビ・ズー)に入るとモニターで「ゾンビ研究所の歴史」を見ます。数年前の研究所見学ツアーでの事故(前作のアトラクションの事)で国家から予算を大幅に削減させられてしまったため、研究所は法令ギリギリの過激な研究を進め、そして自ら資金を得るためにこの「ふれあいゾンビ祭り」を開催しているらしい。「所長室」にてゾンビ博士(アテンドのスタッフ)と合流、次の部屋では窓(モニター)から外にいるゾンビを見ます。青空のお花畑にゾンビがたくさんいるという、かなりシュールな光景···。
「滅菌室」で除菌を済ませ、「遺体(ゾンビ)安置所」にて助手が開発した「ゾンビを人間に戻すワクチン」の実験を行うことに。だが、ゾンビは突如暴走を・・・。
研究室に逃げ込むが、先程の助手もゾンビ化。窓(モニター)の外には既に大量のゾンビ。カーテンを閉めてやり過ごすが、窓を破ってくるゾンビ(アクター)も。
「秘密の通路?」から脱出するも、先にはパスワードを打ち込まないと開かない電子ロックの扉。後ろからゾンビが迫る中、必死にパスワードを探す・・・。
最後もいくつか意表を突く仕掛けがあり、油断できないです。
仕掛け・演出は多くいろいろな事が起きて楽しめ、モニターの映像で表現されるゾンビも迫力がある、良いアトラクションなのですがテンポが悪いのが残念。
安全のため仕方のない事なのですが、お客をきちっと整列させるまで演出が来ない、アクターも十分距離を取って出てくるので迫力に欠けてしまい、演出を「体感する」というよりは「ただ見ているだけ」という風になってしまうのが勿体無い気がします。
○余談
・中盤の研究室の前に「シャッター」と「ボロボロの廃車」がありますが、これは前回「バイオハザード 邪悪の館」で成功ルートでのみ行ける「最後の部屋」で使われたのをそのまま流用しています(ちなみに本物の車)。・この他にも、特に前半の建物間取りやモニター、電子ロックの扉などが「バイオハザード」からの流用となっています。
・「安置所」から「研究所」内の演出は前作の「ゾンビ・ズー」とほぼ同じで、たぶん映像も同じものと思われます。
・なぜか「ゴキブリ」(本作ではゾンビの感染源となる虫)の演出がたくさんあり、「ゾンビ・ズー」ではなく「ゴキブリ・ズー」ではと言われることも。