「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」にある、映画「カーズ」をモチーフにしたアトラクション。ダークライドとスリルライドの2つの要素があるアトラクションで、システムとしてはフロリダ「テスト・トラック」、日本(ディズニーシー)「センター・オブ・ジ・アース」と同様。ただ、2台のライドが並走してレースをするというのはここだけの要素です。
オープンから5年以上たった現在でもディズニーリゾートで1位、2位を争う人気アトラクションで、比較的待ち時間が少ない海外ディズニーでも午後のピークでは90~120分待ち前後、ファストパスも午前中で終了することが当たり前という状況になっています。
アトラクション及びここのエリアは映画「カーズ」(シリーズ1作目)を再現していますので、訪問前に映画を見てから行くことを強くお勧めします。
○アトラクション本編
最初は屋外を走行、映画に出てくる「滝」も登場。車両のスピーカーからは映画と同じBGMが流れます。その後洞窟内に入るとダークライド部分。トラックから振り落とされる、踏切に引っかかる、パトカーの「シェリフ」、「メーター」との出会い、牧場でトラクターを脅かすイタズラをして「」に追いかけられるなど、映画本編と同じ行動を辿ります。
その先は街「ラジエーター・スプリングス」。主人公「マックイーン」も登場し、決め台詞「カチャウ」(日本語の「勝つぞ」が元)も聞けます。ここでルートがランダムで2つに分かれ、「タイヤ交換」か「車両塗装」を体験。
2台のライドが並び、レーススタート。一気に加速します。最高速度は65km/hと数値的に見ればそんなに速くないですが、急カーブにアップダウンの繰り返しなどで体感的には数値以上に速く、そして爽快に感じます。2台のうちどちらが勝つのかはランダムで、抜きつ抜かれつつという感じで走るのも面白いです。