12月1日からスタートした八景島シーパラダイスの2つのナイトエンターティンメントを見てきました。今年は屋外のライトアップを中心とした「ノクターナル・ファンタジー」(※ノクターナル:夜の、夜間の)と、水族館内部での「INOCHI」(命)の2つで構成されています。12月からと例年よりちょっと遅めの開始でした。
○「ノクターナル・ファンタジー」
水族館屋根にプロジェクションマッピングで映像投影。さらに周辺のイルミネーションも連動して点滅します。
「サーフコースター」などアトラクションのライトアップ、イルミネーションも行われています。内容は例年と同じなのでここでは割愛。
○「INOCHI」
こちらは例年と同様、水族館内部にてプロジェクターで壁に映像の投影。映像と海の生き物が合わさった幻想的な空間に。
今年新登場の「水の大樹」。垂れ下がったレースを樹木として映像が映し出され、生物の「命」が生み出され広がっていく、といった感じの内容。実際見るのと公式サイトのイメージ画とではかけ離れている気がしますが、綺麗は綺麗です。
その他、館内壁に模様と映像の投影があり。
○ナイトショー「The Color Of Love」
本イベントから始まった新ナイトショー。今回から登場した「大型LEDビジョン」(こちらは昼のショーでも使用)と正面壁全体にプロジェクター映像があり、それに合わせてイルカ達が演技を披露します。
ショーのストーリーは「生命の誕生の地である海から"愛の花"が生まれ、最初は蕾だった花がだんだんと育っていく」みたいな感じ(おそらく・・・)。
愛の花の蕾は「白鳥の湖」の曲に合わせてだんだんと芽生えていき、そして次のシーンでは「カルメン」に合わせ、より情熱的に育っていく・・・。
育った愛の花は、「シャル・ウィー・ダンス」の曲に合わせ、楽しげに。
そして最後はヒップホップ系、ダンスミュージック。イルカ達のジャンプに合わせて花火が上がる。
「愛の花」は幸せを運ぶイルカに渡され、イルカ達は海を渡って世界中に「愛」を届けに行く。イルカ達は「みんなが幸せになりますように」と願っている・・・。という感じでショーは終わりです。
映像は確かに綺麗だけど、ストーリーが分かるような分からないような、そもそも映像とイルカの演技が合っているような合っていないような、何となくチグハグな感じはしましたが、技術的・アイディア的には素晴らしいショーでした。