香港ディズニーランドにて6/11(土)から始まったスターウォーズ・イベント「STAR WARS: Tomorrowland Takeover」(後述)、その一つにスペースマウンテンのスペシャルバージョン「ハイパー・スペースマウンテン」が期間限定で実施されています。
このハイパー・スペースマウンテン及びスターウォーズ・イベントは昨年2015年11月よりカリフォルニアのディズニーランドで実施中の内容を、ここ香港にも導入したというもので、ハイパースペースマウンテンも基本的にはカリフォルニア版と同じですが、細かい違いがあります。
○「ハイパー・スペースマウンテン」
上記画像のよう、待ち列入ってすぐ、建物に入る前に「Xウィング」が展示されています。建物内のモニターや展示物もイベント仕様に。
乗り場の様子。香港のスペースマウンテンは1レーンしか内ので、他のディズニーパークの同アトラクションに比べて回転がちょっと悪いです。入園者数の規模が違うのでこれでも十分なのですが・・・。
・アトラクション内容
まず最初の巻き上げで、車両のスピーカーからあのテーマソングが流れます。この時点で既にハイテンション。続いての巻き上げで、正面頭上及び脇にあるモニターがライトスピード→帝国軍の戦闘機の映像が。
※なお、この画像はカリフォルニア版のもので、香港版は最初の巻き上げが真っ暗で2回目もモニターの数が少ないです。ここだけ香港版の残念な部分かも。
宇宙空間に出て、3回目の巻き上げ。頭上にはダース・ベイダーがいる帝国軍の母船が。音楽もダース・ベイダーのテーマに。
その後も各所に設置されたスクリーンに戦闘機が映し出され、またコース脇には緑と赤の光線が飛び交います。なお、香港版ではカリフォニア版に比べてスクリーンの設置箇所が若干違い、コース頭上などより迫力のあるよう見える位置の設置が増やされています。カリフォルニア版は動画でしか見ていませんが、コース上の展開は香港版の方が上かも。
フィニッシュ前のブレーキゾーン。この先に「とある人物」が映りますが、これはカリフォルニア版にはない香港版オリジナルのシーン。
ライドフォトもスターウォーズバージョン。なお、香港ではライドフォトを映すモニターにイラストが左から右に流れていて、モニターを映してもゲストの顔がはっきり撮影できないようになっています。なんというか画期的ですね。
・感想
スターウォーズのシーンを体験できる&演出の迫力自体も増しているので、いつものスペースマウンテンより何倍も面白いです。音楽の臨場感も合わさって、映画の戦闘に参加しているよう。例えると「スターツアーズ」をスペースマウンテンでより体感的に、という感じでしょうか。おすすめはスクリーン映像がはっきり見える先頭車両、順番待ちもできるので是非一度は乗ってみてください。
・待ち時間
空いていることで有名な香港ディズニーランド及びこのアトラクションですが、自分が行った日は7月下旬で夏休みシーズンだからか夕方頃まで40分待ち前後と混雑してました。夏休みはこの状態が続くと思われますので、普段あまり使う機会のない香港ディズニーランドのファストパスを活用するか、夜になると10分待ちになるので、遅い時間に乗るのも良いです。・いつまで実施か?
スターウォーズイベントの終了時期が告知されてないので何とも言えないのですが、恐らく8月末までは実施、その後イベントは終了するとしてもハイパースペースマウンテンはハロウィンで「ゴーストギャラクシー」になる9月末まではやるような気がします。・日本にも「ハイパー・スペースマウンテン」は導入される?
日本でもスターウォーズは人気、日本の東京ディズニーランドの「スペースマウンテン」にも今後導入されるのか気になるところですが、おそらくその可能性は極めて低いと思われます。なぜなら、日本のスペースマウンテンは世界で唯一「車両にスピーカーが搭載されていない」ので、その準備(車両の更新)だけで多くの時間とコストがかかるからです。他のパークでは2005年~から現在のスピーカー搭載の車両の更新があったので、日本も遅れながら今後リニューアルということも考えられなくはないですが、ないだろうなぁ・・・。
○スターウォーズ・イベント「STAR WARS: Tomorrowland Takeover」
「ハイパー・スペースマウンテン」以外にも、トゥモローランドにはスターウォーズのキャラクターに会えるグリーティング施設(「スティッチ・エンカウンター」を休止してそこで実施)、またエリア内にもダース・ベイダー等のグリーティングしていることがあります。
こちらは12歳までのゲストが参加できる「ジュダイ・アカデミー」。帝国軍との戦いを体験できる人気イベント。