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「上海ディズニーランド」攻略法

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2016年6月16日(木)にオープンする世界最新ディズニーパーク『上海ディズニーランド』の行き方や注意点をまとめました。現時点ではプレオープン時から推測される内容を記載しています。
※2016年6月13日現在

○場所・行き方・チケットについて

・上海ディズニーランドの「場所・行き方」等については、以下のTDRnavi様のサイトに詳しくまとめられています。

・上海ディズニーランドについての概要や航空券については以下を参照。

・航空券代の目安は往復3万円~5万円(ANA最安値)、LCC(格安航空会社)「中国東方航空」「上海航空(中国東方航空系列)、 「吉祥航空」等を使えば2~3万円と安く行け、場合によっては2万円を切ることもあります。
 LCC(人によっては中国の航空会社)と聞くとどうしても「坐席が狭い・椅子が硬いなど不便、安全性に問題」とマイナスイメージが付くでしょうが、LCCと大手航空会社に安全性の違いはない(別の面でコストを下げている)ので、サービスの簡略化に目を瞑れば問題ないです。
・その他用意するべきものは、以下を参照。

・上海ディズニーランドのチケットは「完全前売り制」です。購入方法は以下を参照。また、下記の「上海ディズニーランド 公式アプリ」をインストールすれば、スマホでもチケットを購入することができます。

「上海ディズニーランド」パークチケット&直営ホテル予約ガイド

思ったよりチケットがすぐ売り切れるということはなさそうなので、航空券・ホテル・チケットの手配は1ヶ月前程度で大丈夫かも。

・「上海ディズニーランド 公式アプリ」のインストール方法は以下のサイト(TDRnavi様)を参照。

「上海ディズニーランド公式アプリのインストール手順 2016」 -TDRnavi



○パーク営業時間

・公式サイト内の「Park Tickets」にて記載。公式アプリでも確認できます。

・2016年8月までは月~木:9時~21時、金~日:8時~22時(オープン日の6/16は12時~22時)。
9月からは月~金(平日):10時~19時、土~日(休日):9時~21時

○混雑の傾向(予想)

・世界が注目する最新ディズニーパークというだけあって、関係者(招待客)のみのプレオープン期間中でもアトラクションは混雑が見られた。

・人気アトラクション「七人の小人のマイントレイン」「トロン」2~3時間待ち、「ソアリン」4~5時間待ちも出ていたので、これらはファストパス(後述)の利用が良い。その他のアトラクションも60~90分待ちは出て、アトラクション数が少ない故、どのアトラクションも待ち時間が長くなる傾向に。

「カリブの海賊」はファストパス非対応で、最新技術を使っているゆえ故障が多発しているようなので、早めに乗ってしまうのが良いかも。待ち時間の目安は60~120分

「ロアリング・ラピッド」は運行はしているものの(YouTubeに動画あり)、公式アプリには"Coming Soon"と出たままなのでオープンに間に合わない、もしくは不安定な運営となる可能性がある。

・アトラクションによってはパークの営業時間と異なるものがある。「エクスプローラーカヌー」~18時(日没)まで、「空飛ぶダンボ」~19時、「ソアリン」~20時「スティッチ・エンカウンター」10時~20時45分まで、など。

・「トロン」、「ジェットパック」、「七人の小人のマイントレイン」は他のアトラクションより20~30分早く営業開始となっているようなので、他の海外ディズニーパークのように「開園時間の30分前に入場開始」、「一部エリア、アトラクションは先行運行」となるのかも(もしくはホテル宿泊者等は30分前入園?)。

○混雑対策

・上海ディズニーランドでは入園前にセキュリティ・チェックを実施、しかも結構厳しめらしいのでチェックの列は行列ができることが予想される。なので開園1時間前には現地に到着しておくと朝の入園がスムーズになると思われる。

・ファストパスは日本と少々方式が異なり、「各アトラクション前に発券機がある」のではなく「エリア毎に一つずつあるゲスト・サービスで発券する」方式になっている。詳しくはこちらを。

・上海現地の方は日本人と同じ「朝方」で、開園直後から混雑していき正午前に混雑のピークになる。そして「次の日に備えて早めに帰る」傾向が日本人より強いらしく、17時頃になると急激に空き出す傾向にあった。

・よって1日パークにいるのなら
1.朝は混雑するアトラクションに乗ったりファストパスを取ったりと頑張って行動。
2.午後はショーや食事を中心にのんびりと回る、もしくは一度外に出て「ディズニータウン」に行ったりホテ 
  ルへチェックインしたりする。
3.そして夕方に、もう一度アトラクション中心に回る。
以上の流れだと効率的かと思われます。ただし上海は終電が22時台と早めなので市街地のホテルに泊まる場合は時間に注意。

○上海の気候・衛生情報について

・上海の気候・四季の変化は日本とほぼ同じと考えて良いが「夏は日本より蒸し暑く、冬は日本より寒さが厳しい」。秋9月~10月はしばしば台風に見舞われる。夏でも屋内は冷房が強いので、羽織るものがあると良い。

~水道水~
・上海(中国)の水道水泥臭さ・さび臭さがあり黄色っぽく見えることがある(衛生基準はクリアしており、不衛生というわけではない)。また硬水のため飲料に適さない。なので、生水は絶対に飲まないこと。日本人の場合はほぼ確実に下痢を起こす。ちなみに現地の方でも生水は飲まず、沸かして飲んでいる。

・レストランで出されるお茶」も、水道水を湧かしたものを使っている可能性があり、また「氷」も水道水から作られている場合もある。気になる場合はお茶や氷入りの飲料は避け、ミネラルウォーター等にした方が無難。

・シャワー(入浴)、洗顔、歯磨き等で水道水を使うのは問題ないが、(胃腸が)敏感な人なその際の微量な水でも反応してしまうこともあるので、シャワー・洗顔中は水を飲み込まないように注意し歯磨きはミネラルウォーターで行う方が良いかも。

~トイレ~
・トイレについては上海では衛生状況がかなり改善されており、日本と変わらない環境で使える。ただし公衆トイレについては不衛生・紙がない・個室にドアがない(中国では普通)など昔ながら(?)のトイレも残っているらしいので、トイレはホテルやレストラン(ファストフード店)、デパート等で済ますのが無難。紙がない場合に備え、念のためポケットティッシュを持って行くと安心。

~食事~
・中国というとどうしても「食の安全」について不安に思う方が多いでしょうが、ディズニーランド内の飲食店を含む「ある程度しっかりした構えのお店」(ガイドブックに載っているお店や有名チェーン店)はほぼ問題はないです。なので上海では「外食中心」で行けば食事に困ることはなく、日本にもあるチェーン店(マクドナルドやスターバックス、ケンタッキーなど)を利用すれば日本人の口に合う食事もできる。

○上海の治安・マナー

・上海の治安は観光においては問題ないと言って良いかと思います。ただし、観光地である故に観光客を狙ったスリ・ひったくりや詐欺が多いらしいので、十分注意を。基本的に「日本語で話しかけられたら、100%騙す目的で近づいているので相手にしない」こと。夜間外出には都市部であっても十分気を付ける。

・上海を含む、海外は「車優先」の社会。歩行者がいるから減速、止まるというのをしないので注意。また普及しつつある「電気自動車・スクーター」はエンジン音もなく近寄ってきたりするので、こちらも注意(ちなみに、日本では電気自動車は安全のため「わざとスピーカーから音を出している」が、上海にはこれがないらしい)。


~中国現地の方のマナー~
・上記のニュース記事にもあるよう、10年前(2005年9月開園)の「香港ディズニーランド」と同様に、上海ディズニーランドと言えば「客のマナーが悪い、ゴミだらけで汚い、食事が不味い」などネガティブな報道ばかりされ、最新アトラクションやショーなど肝心の中身が報道されていないという状況になっています。

・確かにそういうことをする客がいない訳ではなさそうですが、一方でこちらのブログでは「日本のディズニーランドと同様に常にスタッフがゴミ拾いをしており(私が行った日に限れば)園内はどこもきれい」、「キャストは非常によく訓練されている、どこ行っても笑顔でニイハオと言いながら手を振る」と、悪い状況だけではなさそうな気もします。

・こればかりは実際に行ってみないとわかりませんが、日本においても「マナーの悪い客がごく一部でいる」ように、上海でも全員がそうというわけではなく(報道は一部のみを取り上げて大げさに叩いている場合もある)、以前も書いたよう「マナーについてはそんなに酷くはないのでは」と思っています。

「ディズニーランドの食事が高くて(値段の割に)あまり美味しくない」というのは世界共通で、アメリカ・フランス・香港もそうで、日本では大分良くなっていますがそれでも「街のレストランに比べれば高い、美味しくない」という意見も聞きます。なので上海だけでなく、ディズニーパークなど観光地の食事はそうであると思った方が良いでしょう。
なので、お金を節約するならパークの食事は軽食ぐらいにして、しっかりした食事は外のレストランやコンビニを利用すると良いです。

・スタッフ(キャスト)については(上記ニュースで)どこにも報道されていないのにも関わらず、「キャストは中国人だから無愛想・横暴」という偏見的な意見も多いですが、面接の時点で厳しい採用基準があるなどキャストの教育レベルは高いようで、英語ができるキャストも多いようです。ホテルでは日本語ができるキャストもいるらしい。
自分の経験でも、ホテルの予約の時に電話で変更連絡をしたのですが、その時も英語が話せるスタッフがおり丁寧に確認をとってくれるなど親切に対応してくれました。

○まとめ

なにはともあれ、いよいよあと少しでオープン。私もオープン1週間後くらいには行く予定なので、いずれ実際に体験した現地の様子もお届けしたいと思います。




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