韓国旅行、1つ目の遊園地は「ロッテワールド」。このパークはロッテ(韓国ロッテホテル)が運営する韓国最大級にして世界的に有名なテーマパークです。日本でも聞いた事のある人は多いのではないでしょうか。
アトラクションの数も多くテーマ性の凝ったものからスリル満点の絶叫マシンまで揃っているので、大人から子供まで楽しめるパークです。料金も安めでまた年間を通してほぼ連日夜10時まで営業してるようで、一通り街の観光が終わった夜に来て遊ぶこともできます。
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最寄り駅～ロッテワールド入口
ロッテワールドの最寄り駅「蚕室(チャムシル)」はソウルから地下鉄で30分くらい。地下鉄の改札口から出るとロッテ百貨店内に直結、このようなショッピング街になっています。そのショッピング街内に、ロッテワールドの入園口もあります。つまりロッテワールドは地下鉄の駅出口と直結しているのです。園内は大きく分けて全天候ドーム(屋内)の「アドベンチャー」、そして屋外の「マジックアイランド」で構成されています。
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屋内「アドベンチャー」
屋内ながら上空に遊覧飛行のアトラクション、ウォーターライドにバイキング、そして中規模のジェットコースターまであるという、そのスケールのデカさに驚きました。アウトレットのような作りで、吹き抜けの中庭を中心にアトラクションやショーステージが配置、そして周辺には4階建ての通路になっていてその階に各々アトラクションが入っています。屋外「マジックアイランド」
「アドベンチャー」から外に出ると屋外の「マジックアイランド」に行きます。マジックアイランドはその名の通り周辺を池に囲まれた孤島で、中央にはお城『マジックキャッスル』がそびえ立っています。この画像を見て「これはディズニーランドのシンデレラ城のパクりじゃないのか」と思う方は多いと思います。ただ、これは国の考え方の違いによるもので、オリジナル性を重視するより他の良いところを参考にするって精神が強い(それはこれから紹介していくアトラクションの内容にも反映されています)ので、良くも悪くも解釈が違うのでしょうね。まぁ、そもそもでこのようなお城の構成が(法律的に)ディズニーの専売特許というわけでもないのですけどね。深く考え出すと難しくなりますが。マジックアイランド自体の面積は小さめで、次回で紹介する屋外コースター「アトランティス」や室内コースターの「コメットエクスプレス」、トンデミーナの同機種(?)(製造はインタミン社らしい)と思われる「ジャイアントスイング」に「バンジードロップ」という日本のスペースショットに似たタワーライド等があります。周辺の池ではボートを楽しめます。
一般的なウォーターライドで2回程ドロップがある標準的な物。。ただ、世界観がちょっと特異的で最初はアラビア風の世界から始まり、1回目のドロップの先で出てくるのは･･･
何故か恐竜です。ガイドマップの解説によるとこの恐竜の世界の方がメインらしい･･･。なお、ロッテワールドにはもう一つ「ジャングルリバー」というウォーターライドがあってこちらは八景島の「アクアライド」等と同機種。ただ、屋内でこの機種があるのは珍しいと思います。
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ロッテワールドの中でも比較的新しいアトラクション。ドラゴン退治を舞台にしたシューティングライドで、モニター上とオブジェクト両方を使ったシューティングです。エアー等いろいろ仕掛けもたくさん。たぶんレゴランドお台場の「キングダムクエスト」と同機種。
このアトラクションの周辺には子供向けの機種が多く、画像右のようカラフルな「フロッグホッパー」もありました。
古城を舞台にしたお化け屋敷。韓国独自のというよりアメリカンテイストのお化け屋敷で、骸骨だらけの処刑場やグロテスクなモンスターが登場、アクター(人による)脅かしもありです。私のビビりすぎのリアクションに現地(韓国)のアクターは苦笑いしていたような気がする…。台詞(韓国語)が多かったから、言葉が分かればもっと面白かったかもしれません。
閉園間際、ライトアップされたメリーゴーラウンド(屋内にありますが、全天候ドーム型なので日の光は影響する)とマジックキャッスルの写真を。
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感想
ロッテワールドはアトラクションが多数揃っており、一つ一つ作り込まれている物も多く1日しっかり遊ぶことができます。周辺にはロッテ百貨店で買い物や食事ができ、市街地も近いのでこの周辺だけでもソウル観光を堪能できると思います。ただし、アトラクション自体は日本にもあるもの(または似たもの)が多く、そして明らかにディズニーランド等による他方から影響されたと思われる物も多いので、人によっては印象が違ってきちゃうのではと思われます。残念ながらディズニーやUSJに並ぶほどのテーマパークとは言い辛いのですが、それでもパークとしては十分楽しめると思います。
現在は隣に「第2ロッテワールド」が建設中で、今後の発展にも注目ですね。
余談「幻のロッテワールド東京」
かつて葛西臨海周辺に「ロッテワールド東京」としてロッテワールド日本進出の計画がありました。机上の空論だけではなくアセスメント(※)まで実施するなど計画は進んでいたようですが、近隣に東京ディズニーシーがオープンしたこと等を踏まえ計画は凍結しています。一応"白紙"ではなく"凍結"とのことですが、恐らくもう実現することは厳しい、かな。※簡単に言えば「建物を建てる前にそれによって周辺の環境に悪影響がないか(日陰や騒音、交通渋滞など)を調べて行政に報告し許可を得る」こと。住民説明会等もこのアセスメントに関連する説明事項義務になります。建物を建てる場合実際の工事よりもこのアセスメントのための資料作りや調整が非常に大変で時間がかかるため、これが行われたということはかなり具体的に施設設計が出来ていたということになります。