東京ディズニーシーの「タワーオブテラー」が今年1/4(水)から3/16(金)まで、期間限定の特別バージョンにて営業してます。題して「タワーオブテラー レベル13」。エレベーターの動作、落下パターンや演出が変更されており、より怖くなっています。
ディズニーシーの記事自体も久しぶりなので、ここで「タワーオブテラー」について、簡単に情報をまとめたいと思います。
※以下、アトラクションのネタバレがあります。
※以下、アトラクションのネタバレがあります。
「タワーオブテラー」について
鉄網でできた22人乗りエレベーター(アトラクション中では業務用エレベーターと説明)に乗り、エレベーターシャフト内を上昇,下降するフリーフォールタイプのアトラクション。自由落下ではなくワイヤー制御による強制落下のため、強い浮遊感を味わえるのが特徴。またエレベーターの動作だけでなくそれに合わせて映像や光の演出もあります。建物の高さは59mですが、実際に落下する高さは38mです。このアトラクションは海外のディズニーランドにある同名アトラクションを元にしてますが、海外ではドラマ「トワイライトゾーン」を元にしているのに対し、東京ディズニーシーではオリジナルストーリーで展開されます。
ストーリー
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その後、秘密の倉庫を通ってエレベーター乗場へ。乗場は1階と2階にわかれ、エレベーターシャフトは3本(A,B,C)ありますがどこで乗ってもエレベーターの動きは同じです(後述)。
1889年、このホテルの所有者である大富豪で探検家の「ハリソン・ハイタワー三世」はホテル内にて呪いの偶像とされる「シリキ・ウトゥンドゥ」を公開した。しかし、その夜エレベーターにて偶像をホテル最上階の部屋に運ぶ途中、彼を載せたエレベーターが落下。跡地から「シリキ・ウトゥンドゥ」は発見されたがハイタワー三世は遺体すら見つからず、謎の失踪を遂げた。それ以来、ここは「タワー・オブ・テラー(恐怖のホテル)」と呼ばれるようになった。 ハイタワー三世が消えた夜、一体何が起こったのか。それはこの業務用エレベーターにて最上階に昇った時、明らかになる…。ホテルに入ってエレベーターに乗り前に見るプレショーでは、上記のストーリーについての記者会見の音声を聞くことができます。その場に偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」もあるのですが、プレショーの最後に忽然と…。
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その後、秘密の倉庫を通ってエレベーター乗場へ。乗場は1階と2階にわかれ、エレベーターシャフトは3本(A,B,C)ありますがどこで乗ってもエレベーターの動きは同じです(後述)。
「レベル13」での変更点
今回の期間限定バージョンアップ「レベル13」にて、主に変わっているのは本番であるエレベーターの落下パターンなので、プレショーなどの大筋は変わっていません。ただし、最初のプレショーがちょっとだけ変わってます。以下反転:
プレショーの最後、ステンドグラスに「シリキ・ウトゥンドゥ」が飛んでいく様子が映る。 |
落下パターン
簡潔に言うと、エレベーターが通常バージョンにはない動きと演出をします。詳細は以下反転。通常バージョンでは「ハイタワー三世がいる部屋」→「大きな鏡の部屋」となりますが、レベル13ではその間にてエレベーター内に赤い光が灯り、急激に上昇。アップダウンを繰り返します。また、「鏡の部屋」の直後にも落下が追加。 |
その後は最上階まで上昇し、窓が開いて景色が見えた後に落下。通常バージョンでは2回目の上昇がありますが、レベル13ではこの1回のみです。 |
感想
今回のレベル13で追加された動きでは急に上昇した後グイッとちょっとだけ下降し、その時強烈な浮きが生まれます。また暗闇で予想ができない動きというのもあって確かに怖いです。そのため実質的なスリルは上がっていると言えます。 ただ、・最上階まで上がって大きく下降というのが1回分少なくなっている
・通常バージョンに比べエレベーターの動きが全体的にややぎこちない(それが怖いのかもしれませんが)
よって通常バージョンとレベル13がどっちが怖いか(良いか)は好みが分かれそうです。僕はやはりレベル13の方が怖いと思いますけどね。でも通常バージョンの大きい落下も捨てがたい。
期間は今年3/16(金)まで約2か月半と短く、今後開催するかもわからないので、気になる方はお見逃しなく。
小ネタ
・かつてはシャフトA,B,C事に落下パターンが異なると言われてましたが、現在は全てのシャフトで同一のパターンとなっています(シャフトAのみ部屋の順序が逆という違いはあります)。通の間ではシャフトCが一番怖いと言われてるらしいですが、あくまでも周りの装飾が違うだけでシャフトによる違いはないとのことです。・元々本アトラクションのオープン時に、落下パターンのプログラムは変更できると言われてましたが、オープンしてから5年以上、一度も変更はありませんでした。今回の「レベル13」が初めての落下パターン変更になります。
・なお、海外のディズニーパークにあるタワーオブテラーは落下パターンが13パターンあり、それが毎回ランダムで決まる、らしいです。 今回の「レベル13」というタイトルは上記の13パターンという数字に合わせたのか、忌み数である「13」を使っただけなのかはわかりませんが。
「ヴェネツィアンゴンドラ」からの景色と、夜のタワーオブテラーです。この日は天気が良くて綺麗な写真が撮れました。