「スカイクルージング」と同じく、今年6月末に終了した「貞子3D 呪いのツアーの跡地に出来たのは、「貞子3D 2 ~貞子の子~」、則ち今年公開される映画の続編に合わせ、アトラクションも「2」の内容にリニューアルしています。
ガイドと共に映画をシーンを再現した場所を巡るという基本的な構成は変わっていませんが、今回は「渡されるデジカメで中で指定された物の写真を撮ってくる」という"ミッション"が加わり、またこのアトラクションのシリーズで始めて「19時以降は演出が強化されもっと怖くなる」という仕様が実装されています。
・ ストーリー 「呪いの動画」事件(1作目)から5年、前作の主人公の間には1人娘「凪」が生まれた。だが、世間では再び「呪いの動画」による死亡事件が頻発、しかもその事件は必ず凪の周辺で起こっていた。突如インターネット上に現れる「呪いの動画」、それを見たことで感染する「リングウィルス」、そして「貞子の子」とは・・・。死の連鎖は止まらず、街に大量の髪の長い女性が現れる。 そんな「呪いの動画」事件を追うエムズプレス社は、新人の報道カメラマンを募集すべく入社試験を実施。事件の現場にて、スクープ写真の撮影に挑む。
・最初に行くのが前作の主人公「安藤」が住むマンション。そこで取材用のカメラ(デジカメ)をグループにつき1つ受け取ります。
・カメラのストラップの付いているカードにそれぞれ「お題」が書いてあり、それを撮影してくることがカメラマン試験の内容です。お題は「事件現場に現れる謎の少女」、「死体に共通する特徴」などグループ毎に(デジカメ毎に)異なります。なお、カメラは最初からナイトモード設定になっているので、暗い館内でも十分鮮明に撮影ができます。
・その後はガイドと共に幼稚園、病院、ごみ捨て場、病室など映画のシーンを巡り、スクープ写真を撮影。無論、平穏に撮影できるはずはなく"貞子"が襲い掛かってくるので、ガイドの指示に従って非難を繰り返します。今回は上から物が落ちてくる、ガイドが人形に対して受け身をとるなど新しい演出も。
・最後はゲストが撮影してきた写真をチェック。見事お題の写真を撮れていればこの特製ステッカーを貰えます。合否判定の基準はガイドによって多少差がありますが、例え撮る対象が当っていてもぶれてたしていると失格になるようです。
・感想として、基本的な構成や演出内容は前回のを映画「2」用に変えただけで基本的には同じですが、指定された物を撮影すると言うミッションが加わったのは面白いです。初めて入ると脅かしに耐えることで精一杯でなかなか指定された物を探すのが難しいので、何回か体験することが成功の鍵かも。
前述のよう、このアトラクションは19時以降演出が一部異なり、怖さがアップします。具体的には「貞子」(アクター)が現れるシーンがガイドが抜け、お客さんだけで進まなくてはいけないシーンがあったり、貞子の出る位置も一部ことなり不意を突かれることが多くなります。
ただし、(東京ドームシティの「絶叫編」、「超絶叫編」の違いのように)そんなに大きく印象が変わることはないので、あまり気にしなくても大丈夫かと思います。
今回は東京ジョイポリス全体で、「貞子3D_2」のイベントが実施されています。2ndフロアのカフェでは貞子コラボフードが販売されてるほか売店近くでは貞子のデジタル画像が、1stフロアでは専用のクレーンゲームまであります。
さらに、1stフロアステージにて期間中16時と19時半に貞子3D_2のスペシャルムービーが上映。内容としては映画の予告編(一部今回が初公開の映像あり?)にプロジェクションマッピングの演出が加わったものですが、その映像美と音響の迫力もあって結構怖いです。そして映像終了後には「貞子」も登場(しかも2人以上)します。