今回のストリートビューはお化け・妖怪に乗っ取られた街「もののけ番外地」。街全体が暗く、お化け屋敷のような演出(仕掛けが飛び出る等激しい脅かしはないが)もあって、場合によっては巡るだけでスリリングな体験ができます(そのため入口には注意を促す看板もある)。
この場所は当初イベントスペースとして使われていて、ナンジャタウン開園1年後の1997年7月に「もののけ番外地」がグランドオープン、2005年に内部に「りらくの森」(現・ナンジャアリーナ)を作るため、大幅に縮小されました。
上の画像はもののけ番外地の入口、巨大な目玉が付いた「猫目門」、横には首が伸びる石造「ろくろ猫」がいます。
入口に入るとまずはたくさんの鳥居の通路に。鳥居の上にはゆらゆらと左右に動く『もののけたま』が通行人を見ています。普段のもののけたまは可愛らしい外見をしているのですが、ここにいるのは目が赤く下方向から不気味にライトアップされているのでちょっと怖い…。通路の終わり付近には人の顔が映る灯篭があります。
実際に神経衰弱がプレイできる「墓石神経衰弱」に、マイクに向かってしゃべった音声で歌ってくれる「歌声地蔵」。
向い側には画像上のおみくじ屋に「覗くべからず」と書かれた扉…。下は般若蝋燭店。
おみくじ屋は近くのボタンを押すことで、扉は覗き穴を覗くことでそれぞれ仕掛けが作動します。どちらも結構びっくりする仕掛けで、特に扉のはナンジャタウンで一番びっくりする仕掛けと言われることも。試してみる勇気は…。
画像の右端にあるのは人面岩、その傍にあるのはバス停です。「三途の川」行きですが…。
バス停の先にあるのは「袋小路小学校」。袋小路とはここが妖怪に乗っ取られる前の元々の地名です。この小学校は別名「人食い小学校」と言われていて、窓にはたくさんの子供たちの顔が…。
近くに黄色く輝く骸骨が入った百葉箱があります。「僕に触って」としゃべり続け、触ると手に少量の水がかかるため、何も知らないで触ると相当びっくりすると思います(が、残念ながら現在この仕掛けは作動しません)。その隣の用務員室にはもののけとなった用務員さんがいます。もののけになっても子供たちを気にかけている優しい用務員さんです。
その先には天狗のおばあちゃんがやっているもんじゃ焼き屋さん。店前のもんじゃ焼きに手を触れると…。
ここの近くには人面犬ならむ「人面猫」がいます。普段は「へのへのもへじ」の顔をして可愛らしい鳴き声を上げてますが、近くの呼び鈴を押すと右下の画像のよう、リアルな顔つきになって「もののけ以外は帰れ!」と威嚇。
ここの近くには人面犬ならむ「人面猫」がいます。普段は「へのへのもへじ」の顔をして可愛らしい鳴き声を上げてますが、近くの呼び鈴を押すと右下の画像のよう、リアルな顔つきになって「もののけ以外は帰れ!」と威嚇。
「怨念旅館」の先を行くと「厠通り」に出ます。その名の通り厠(トイレ)がある所へ続く通りです。
通りの先、「怨念旅館」出口付近にあるこの提灯屋。中を覗くとこんな感じで提灯が下りてきて挨拶をしてくれます。
その先にあるのは旅館の卓球場です。昔は本当に卓球台があって、「卓球目玉の親父」(「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉親父のパロディ)というキャラクターもいました。
その先は(本物の)トイレへと続きます。左は女性、右は男性、そして真ん中は「化」とあるよう"もののけ"専用…。下駄箱に書かれた文字を順に読むと、「もののけ番外地のテーマソング」の歌詞になっているという遊び心もあります。
その先は(本物の)トイレへと続きます。左は女性、右は男性、そして真ん中は「化」とあるよう"もののけ"専用…。下駄箱に書かれた文字を順に読むと、「もののけ番外地のテーマソング」の歌詞になっているという遊び心もあります。
もののけ番外地は当初からかなり規模が縮小されているので、ちょっと惜しいところではありますね。