どうも、最近のお気に入りの漫画は高橋葉介の「学校怪談」のmr_themeparkです。1995年~2000年と古い漫画なんですけどね、子供の頃読んでてはまってたのが今になって再びマイブームとなりました。
さて、12/1(土)よりナンジャタウンに新アトラクションがオープン。この『デッドストームパイレーツ4D+』はゲームセンターで稼働している「同名のアーケードゲーム」をアトラクション化したもので、大迫力の大型スクリーンにて、3D映像にて襲いかかる敵を銃で倒すシューティングゲーム。3D映像に加え座席が振動するなどのギミックを体感できることで「4D+」というタイトルになっています。
2010年4月:アーケード版「デッドストームパイレーツ」稼働。
2011年9月:アミューズメントマシンショーにてこの上記ゲームの特別バージョン、後に今回の「4D+」の原型となる「デッドストームパイレーツ3D」が出展。
2012年4月:「3D」がナムコ系列の店舗でテスト稼働を開始。自分が確認したところでは川崎にある「ナムコワンダーパーク ヒーローズベース」で稼働を確認、実際にプレイしました。期間限定の稼働だったみたいで、現在は撤去されています。
2012年12月:「3D」を「4D+」と名称を変え、ナンジャタウンにて稼働開始。現段階ではナンジャタウンがリニューアル休園に入る来年1/14(月)まで暫定的な営業。
よって最初は「3D」のタイトルで開発されていたものがアミューズメントマシンショ出展やテスト稼働を経て、正式タイトル「4D+」としてナンジャタウン等の大型アミューズメント施設で稼働することになった、ということですかね。ただし今回も期間限定での営業なので実際のところロケテストみたいな意味合いなのでしょう。今回の営業で反応が良ければリニューアル後ナンジャタウン、及び他のアミューズメント施設で稼働するのかも。
アトラクションが設置されている場所は3階マカロニ広場「フェスタスクエア」、主にコラボイベントの会場に使われていた場所です。入口にはこの一際目を引くオブジェクトがあります。
このオブジェクト正面向かって右側がアトラクション入口、及び待ち列。このアトラクション、プレイ時間約5分に対し一度に参加できるのは2組4人までなので回転が悪く、待ち時間は長くなる傾向。この中いっぱいに人が並ぶと1時間待ちくらいになっちゃいます。
アトラクションの流れ
ブリーフィング
アトラクション受付後、上の待ち列の先にあるブリーフィングルームへ。"ルーム"と言っても暗幕で仕切られていて、すぐ先にはゲーム機本体とスクリーンがあります(当然ゲーム音声はただ漏れ状態)。ここでスタッフよりルール等が説明されますが、内容はライドの緊急停止ボタンや3D映像を見るための偏光メガネを渡されるぐらいで、ゲーム本編の説明らしきことは一切ありません。そもそもゲームの音ただ漏れの場所で聞くのでスタッフの声自体よく聞き取れないんですけどね。なので"ブリーフィング"というにはあまりにも不備があると思います。ここでゲームの準備が整うまで待機、準備が出来たらその先の船型のライドに乗り込みゲームスタートです。
ゲーム本編
ゲーム自体の詳細はアーケード版の項目を参照。こちらでは主にアトラクション版での違いを中心に記載します。「3D」が3D映像化と一部の画面表示の仕方が違うなど細かい点を除けばアーケード版とほとんど変わらなかったのに対し、「4D+」ではアトラクション用としていろいろと仕様が違います。・ステージはオペレーション(スタッフ)側で指定
ステージは指定され、プレイヤー側で選ぶことはできません。どのステージが選ばれるかは時間帯によるみたいで、大体1時間毎に変更されるみたい。ただし入口等で今どのステージが遊べるかとかは特に告知されていません。
ステージは指定され、プレイヤー側で選ぶことはできません。どのステージが選ばれるかは時間帯によるみたいで、大体1時間毎に変更されるみたい。ただし入口等で今どのステージが遊べるかとかは特に告知されていません。
・各ステージはアーケード版の一部分のみの展開
アトラクションということで所要時間の関係からか、各ステージ共アーケド版での一部分のみで構成されてます。例えば「洞窟」ステージなら中盤の剣の亡霊から大砲で骸骨を撃退するまで(アーケードではその後巨大な蛇の魔物を倒す)。
アトラクションということで所要時間の関係からか、各ステージ共アーケド版での一部分のみで構成されてます。例えば「洞窟」ステージなら中盤の剣の亡霊から大砲で骸骨を撃退するまで(アーケードではその後巨大な蛇の魔物を倒す)。
また、それに伴ってキャラクターの台詞の省略や一部展開が異なる場面もあります。「大渦」のステージ等ではアーケード版では最後大砲でボスである巨大イカ「クラーケン」を倒すのに対し、「4D+」ではそのシーンで何故か幽霊船に対して攻撃するなど意味合いがちょっとわからない変更も。
・得点、ライフの概念がない
「ライフがなくなるとゲームオーバー」というのがないのでどんなに攻撃を喰らおうともステージ最後までゲームを進められます。またスコア(得点)もありません(後述のよう敵を倒した数は最後に発表)。
個人的にはこの点は一番のマイナス。攻撃を喰らっても(ミスしても)大丈夫というのはイマイチ緊張感に欠けてしまい、敵をどんどん倒していこうという威力が失せてしまう(いわゆる「ヌルゲー」になっている)のが痛手と思います。せめて他社製品のようダメージを受けるとエアーが顔にかかるとかでもあれば違ったと思いますが。
「ライフがなくなるとゲームオーバー」というのがないのでどんなに攻撃を喰らおうともステージ最後までゲームを進められます。またスコア(得点)もありません(後述のよう敵を倒した数は最後に発表)。
個人的にはこの点は一番のマイナス。攻撃を喰らっても(ミスしても)大丈夫というのはイマイチ緊張感に欠けてしまい、敵をどんどん倒していこうという威力が失せてしまう(いわゆる「ヌルゲー」になっている)のが痛手と思います。せめて他社製品のようダメージを受けるとエアーが顔にかかるとかでもあれば違ったと思いますが。
ちなみに、アーケード版にあった「撃つと得点がアップする宝箱」や「2~3つの宝箱の内、"当たり"の宝箱を撃つとライフが回復する」のはこの「4D+」でもきちんと再現。得点・ライフの概念がないのでは意味がないと思いますが…。
・結果発表では敵を倒した数、チームワーク(%)が発表
ゲーム攻略のポイントとしては、座席が振動するため標準がぶれやすく狙い辛いのと、また大型モニターで4人同時プレイということで自分の「標準」を見失いやすいので注意です。なので純粋にガンシューティングとしてはなかなかの高難易度になっています。
感想
元のアーケードゲーム自体リアルなサウンドと座席の振動も加わって大変迫力があったのですが、この「4D+」ではさらに大型スクリーンよる3D映像となっていてかなり臨場感が高まっています。ゲーム自体も面白いです。またプレイ中にプレイヤーを安全確認しているスタッフが(安全確認をしつつ)ゲーム内容を実況しているのですが、個人的にこれも×ですね。ゲームに集中しているのだから横から茶々入れないでよと思いますし、そもそもマイクを使わず地声で言うから何言ってるのかもわからない。
コンセプト的にゲーム性より体感型のアトラクション性を重視している結果なのかもしれませんけどね。
またゲーム自体の内容ではないですが、
・上記のようゲームの音が待ち列・ブリーフィングルームにただ漏れ
・ゲームのルールや操作方法についてモニターやパネルによる説明が一切ない(開始前にごく簡単に説明されるだけ)
・スタッフも変にテンション高くて場を盛り上げてるだけで、肝心のゲーム内容についてあまり触れない
・上記のようゲームの音が待ち列・ブリーフィングルームにただ漏れ
・ゲームのルールや操作方法についてモニターやパネルによる説明が一切ない(開始前にごく簡単に説明されるだけ)
・スタッフも変にテンション高くて場を盛り上げてるだけで、肝心のゲーム内容についてあまり触れない
以上の点から、個人的にはゲーム以前に運営の仕方についていささか問題があるように感じます。
総じて、アトラクションとしては面白いけどゲームとしての面白さを求めるのだったらアーケード版をやった方が良いかなと思いますね。折しもナンジャタウン園内のゲームコーナーでも稼働してますしね。