どうも、この前アニメ映画『ねらわれた学園』を見てきたmr_themeparkです。結構破天荒な演出の物語なんですが、感動する場面もあって楽しめました。DVD出たらもう1回見てみたい。
さて、その映画繋がりというわけではないのですが、先日11/17(土)ついに『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』が公開されました。それを記念して、ここ富士急ハイランドでは公開記念イベント『エヴァ:Q×FUJI:Q(フジキュウ)計画』が開催されています。
その中でも一際目立つのがこの企画、園内の看板コースター「高飛車」がエヴァンゲリオンバージョンになった、その名も『エヴァ飛車』。建物の外観や乗車までの待ち列での演出、そしてなんとコースターのライドそのものまで全てがエヴァンゲリオン仕様になっています。
※コースター「高飛車」及びこの「エヴァ飛車」以外のイベントはについては上記リンク先(赤文字部分)を参照してください。
※コースター「高飛車」及びこの「エヴァ飛車」以外のイベントはについては上記リンク先(赤文字部分)を参照してください。
「高飛車」エヴァンゲリオン.Ver『エヴァ飛車』
高飛車入口付近まで行くと、上記画像の"アスカの看板"がお出迎えです。アスカは今回の「エヴァ飛車」のイメージキャラクターなんですかね。やっぱり「高飛車」="ツンデレ"だからでしょうか(?)。乗車までの待ち列でのBGMもエヴァンゲリオンのものになっていて時折「葛城ミサト」さんのアナウンスが入ります。列内に何ヵ所かあるモニターにはエヴァンゲリオン劇中のシーンが流れてました。ただし台詞が改変されており、シンジが「エヴァ飛車」に乗るまでの流れを描いているみたい。
こうしてエヴァンゲリオンの世界に浸っていきながら進むと、プラットフォームが見えてきます。
普段は水墨画が飾ってある部分に、碇司令のパネルが登場(しかもこの台詞付きで)。見えにくいですが右側の発車地点頭上にあった「高飛車」の看板もエヴァンゲリオンに模したものになっています。
エヴァンゲリオン初号機の顔(?)の形になっている前方を始め、背面や後ろなど細部にも細かい装飾があって凄いクリオリティです。なお、この初号機ライドは全部で6台ある高飛車ライドのうち、1台しかありません(※後述)。他のライドにはネルフのロゴが入っているので、一応特別仕様となっているのかな。
「エヴァ飛車」の特別演出は上記だけではありません。コースター乗車中もエヴァンゲリオンの世界を描いた演出があります。では、乗車中の様子を追って紹介していきましょう。
ミサトさんの掛け声と共に、あの(エヴァンゲリオン初号機が発進する時と同じ)BGMが高らかに流れます。
掛け声は予想通りというかまあベタな台詞ですね。ここで意表を付いて「ビッシャービッシャー、タカビッシャー」と言うとか密かに期待してたんですが。
「エヴァ飛車」乗車レポート
・コースタースタート時、葛城ミサトの声で「エヴァ飛車初号機、発進!」ミサトさんの掛け声と共に、あの(エヴァンゲリオン初号機が発進する時と同じ)BGMが高らかに流れます。
掛け声は予想通りというかまあベタな台詞ですね。ここで意表を付いて「ビッシャービッシャー、タカビッシャー」と言うとか密かに期待してたんですが。
・コース周辺はエヴァンゲリオンのBGMがガンガン流れる
音量は結構大きめで、コース近くにいると音楽がはっきり聞こえるのですが、コースター乗車中だと走行中の騒音の方が勝ってあまり聞こえず。、なんとなく認識できる程度ですね。
音量は結構大きめで、コース近くにいると音楽がはっきり聞こえるのですが、コースター乗車中だと走行中の騒音の方が勝ってあまり聞こえず。、なんとなく認識できる程度ですね。
・コース中間地点、垂直巻上げ手前の建物内にアスカのパネル
※画像の場所は巻上げ手前ではなく、コース終盤。
※画像の場所は巻上げ手前ではなく、コース終盤。
垂直巻上げ手前のコース平坦部分に、アスカのパネルがあります。使われているのは上記画像のと同じ(だったかな?)映画『エヴァンゲリオン:破』のもので、「何よ、計算より早いじゃない」の台詞付き。高飛車乗車感覚と妙にマッチした台詞ですね。
ここを通過すると、高飛車はタワーを垂直に巻き上げられます。巻上げ中はエヴァンゲリオンにて緊張感が高まるシーンで使われる音楽が流れるので、巻き上げ中いつもよりドキドキする。
ここを通過すると、高飛車はタワーを垂直に巻き上げられます。巻上げ中はエヴァンゲリオンにて緊張感が高まるシーンで使われる音楽が流れるので、巻き上げ中いつもよりドキドキする。
・121度落下、「A.Tフィールド全開!」
高飛車最大の目玉である、この121度落下の瞬間、碇シンジの『A.Tフィールド全開!』の台詞が流れます。これも外からだとはっきり聞き取れるけど、乗車中は台詞が流れた時には落下を始めているため聞こえないことも。
こうして、落下後は再びエヴァンゲリオンの音楽の中をループやひねり満載のコースを走行して駅舎に戻ってきて終了です。
乗車後に買えるライドフォトも写真のデザインがエヴァンゲリオンのものになってます。さらに写真が収められる用紙もこの特別仕様に。この用紙は3000枚限定で、なくなり次第終了とのことです。
感想
待ち列での演出や初号機ライドなど美術面は凄くて、コースター周辺も上記で紹介したようエヴァンゲリオンの音楽や台詞があって盛り上がれるのですが、実施にコースターの乗車中はあまり音楽・台詞が聞こえ辛く、演出がわかりにくいのがちょっと惜しいです。まぁ通常バージョンでは走行中演出らしい演出が全くないので、これでも十分かもしれません。エヴァンゲリオンに興味がない人にとっては「なんだこれは?」って感じなのですが、そもそもエヴァンゲリオン自体非常に知名度が高くて名前ぐらい、なんとなく程度も含めれば多くの方に認知されており、演出自体も興味ない人が拒否反応をおこさないようくどくなく作られているので、エヴァンゲリオンを知ってても知らなくても楽しめる、コースターのちょっとしたアクセントになっていると思います。
開催期間は来年1月31日までですので、この期間に是非一度体験してみてはいかがでしょうか。
その他情報
・前述のよう、初号機デザインのライドは全台中1台のみであり、乗車の際この初号機ライドを指定して乗ることは出来ません。例え乗れるまで順番を待つからと言ってもほぼ100%受付けてくれません。さらに、ライドは日毎にローテーションでメンテナンスを行うので、日によってはこの初号機ライドがメンテナンスで運行自体してない場合もあります(メンテナンススケジュールはホームページに載っています)。よって初号機ライドに狙って乗る方法はないので、乗れたらかなりラッキーということになります。(何も間違ってはいないけど)ちょっと融通が利かないんじゃないかと感じるかもしれませんが、とにかく富士急ハイランドは良い意味でも悪い意味でも安全第一で運営を行うため仕方がないことだと思います。富士急ハイランドとはそういう所です。
・上記にて待ち列のモニターもエヴァンゲリオンのものにと紹介しましたが、朝開園直後だとモニターが映っていないことがあります。実際、自分が行った日も開園10分~20分後はモニターが付いていませんでした。これは高飛車だけではなく、他のアトラクションも開園後しばらくはモニターが付いていないことが多いです。
なのでモニターの映像を見るためには、開園後しばらく経ってから並ばなくてはいけないかもしれません。何度も言いますが、富士急ハイランドとはそういう所です。
なのでモニターの映像を見るためには、開園後しばらく経ってから並ばなくてはいけないかもしれません。何度も言いますが、富士急ハイランドとはそういう所です。
・開催期間は来年1月31日までですが、これからの季節にかけて富士急ハイランド周辺の気候はどんどん寒くなります。特に12月下旬~1月だと気温が氷点下を回ることも珍しくなくなります。
「高飛車」は安全基準により、一定以上の気温がないと運行できないので、その時期に行く場合天候には注意してください。雨が降ってなくても曇りだと運行しないことも多いです。ただし、1月など寒い時期は園内が全体的に空いているので、天候さえ良ければおすすめではあります(今年自分が1月の土曜に行った時は「高飛車」が10分~20分待ちでした)。
「高飛車」は安全基準により、一定以上の気温がないと運行できないので、その時期に行く場合天候には注意してください。雨が降ってなくても曇りだと運行しないことも多いです。ただし、1月など寒い時期は園内が全体的に空いているので、天候さえ良ければおすすめではあります(今年自分が1月の土曜に行った時は「高飛車」が10分~20分待ちでした)。
最後に、この「エヴァ飛車」ではなぜか『綾波レイ』が全く登場しないので、気持ちだけでも画像を置いておくことにします。綾波レイの声で「ビッシャービッシャー、タカビッシャー」とか聞けたら最高だったんだけどなぁ…