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Channel: アミューズメント レビュー
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スーパーホラーエリア「バイオハザード」,「13日の金曜日」,「ザ・マミー」  <USJ>

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え~大変お待たせ致しました。USJハロウィンホラーナイトのメインイベント、各ホラー作品とコラボしたスーパーホラーエリアの紹介です。最初行った日は余りの混雑のため体験できず、今回もう一度行く機会があってその際にやっと体験できました。

「バイオハザード tウィルスエスケープ」

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今回のハロウィンホラーナイトの目玉でもあるバイオハザードとのコラボ。前回紹介したよう園内の一部がラクーンシティになっている他に、このバイオハザードの世界観を体験できるお化け屋敷タイプアトラクションがあります。
場所は「ターミネーター2:3D」にて開催、その施設(サイバーダイン社)が作中に出てくる製薬会社「アンプレア社」になっています。

内容としてはアクターが出演するショーと、ウォークスルータイプのお化け屋敷が合わさったものです。

アトラクション概要

アトラクションの始まりは、ゲストがこのアンプレア社を訪れた時から。(ターミネーターでも使われている)待ち列でのモニターにて、ウィルスが漏れ来場者が感染したとアナウンスがあり、ゲストはアンプレア社内の安全な場所へと案内されます。

待っている間モニターでは上記のアナウンスの他に実写にてリアルな医療の様子が映し出されます。中は手術中のシーンまでも。結構リアルでグロテスクな映像の数々です。

第1幕:「感染者発覚」
ゲストは大広間(ターミネーターにて綾小路麗華がプレゼンをする場所)に集められます。広間の前方には手足を固定された患者が横たわる診療台。そして、本当にバイオハザードの世界にそのまま飛び込んだような、悪夢のような光景が始まります…。

以下反転:
広間内のモニターに流れるウィルスが侵食するイメージ映像と共に、診療台の患者が激しく痙攣。「ウィルスに感染した者はいないか!?」と突如乱入するガスマスクを装備した警備員、するとゲストの一人が突然苦しみ出す。ウィルスの感染は始まっていた。暴れ出す感染者を警備員が取り押さえるが歯が立たず、やがて感染者は完全にゾンビと化し暴れ出し会場は修羅場となる…。ゲストの中にサクラとしてアクターが潜んでいて、例え周りが押されようがどんなパニックになろうが構わず迫真の演技をするので、これがアトラクションであることを忘れるようなリアリティがあります。というより本当に会場内はパニックになっていたような気がする。最後にはアクター演じる「バイオハザード此廚亮膺邑譽ンも登場して、感染者を抑えるシーンもあります。

第2幕:「エスケープ from アンブレア社」
警備員に誘導され、ここから脱出するため非難を開始。次の場所はターミーネーターでのメインシアター、その前方のステージ側へ誘導されます。ステージにて爆音と共にクリーチャーが出現、彼らの攻撃を交わしながら、さらに通路を進んでアンブレア社の出口まで進みます。
道中には天井まで届きそうな程巨大な植物(?)のクリーチャー、クッションのように不安定な床やスポンジ状の突起物がはみ出している通路等があります。

~感想~
第1幕での演出、アクターの演技は素晴らしいの一言で、クリーチャーの完成度に原作の世界観の再現度は申し分ないのですが… アトラクションとしては「こんなものなのか」というが正直な感想。
というのも第1幕は大勢のゲストの中で演技が繰り広げられるのでゲスト同士の押し合いの中で見なくてならないというのと、第2幕の通路はグループ毎に区切るとかじゃなく大勢でゾロゾロと進むので恐怖感があまり出ないと、不満な要素が強く印象に残ってしまいます。

決して悪くはないのですが、これを何時間も待って(あるいは有料のエクスプレスパスを買って)わざわざ体験するのは何だかなぁ…と思います。まぁおそらくここまでバイオハザードの世界を間近に感じられるアトラクションは他にないと思うので、一度は体験する価値ありです。

「ジェイソンのブラッドダイナー」

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往年のホラー映画「13日の金曜日」をモチーフにしたウォークスルー(歩く)タイプのお化け屋敷。映画と同様残虐なシーンを多用しているため小学生は利用禁止となっており、また今回のホラーエリアの中でも一番怖いアトラクションと設定されています。

舞台は映画と同じ「クリスタルレイク」。待ち列には新聞が掲示されており、ここで写真の女性が行方不明になったと伝えられています。
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入口付近にいるこの婆さん、人形ではなく人間(アクター)です。通りかかるゲストに対し「あそこには行くな」と警告してきます。
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館内へは暗い通路を6~7人のグループで進みます。中では映画を同じようなシチュエーションが繰り広げられ、生首が並べられた机、腹に下から刃物が刺さる、テレビ画面に突っ込まれる、火の元に吊るされるなど様々な残虐な方法で殺される人々を見ることになります。頭上の金網の上にジェイソンがいたり、いつの間にか後ろにいて追いかけられるシーンも。

殺されるシーンも普通のお化け屋敷のように人形ではなくアクター、生身の人間が殺される様子を演じているため非常にリアルで、それに加えハリウッド映画仕込みの効果音や照明等の演出が加わってとにかく怖いです。脅かしも目の前に注目されておいて後ろから脅かしてくるなど意表を突いた方法が多く、最初からそして最後まで油断ができません。

「ザ・マミーミュージアム2」

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映画「ザ・マミー ~ハムナプトラ~」の世界を再現した博物館が舞台のお化け屋敷。今年4月末~7月上旬に開催した「ザ・マミーミュージアム」の第2弾です。

館内の構成や造形物、大まかな仕掛けは第1弾のと変わってません。コースも「イムホッテプの館」、「アヌビスの復活」と同様。ただし以下の点が異なり全体の印象としてはだいぶ違います。
・入口付近を含め館内の照明が殆どなくなり、少し先もわからない程真っ暗です。そのため灯りとして"サイリウム"を持って進みます。

・ゲストはこの博物館に入ったために呪いを受けたため、それを解くために聖なるコイン(又は宝石)を持って館内へ進み、それを出口近くの壷に入れてくる、というミッションが与えられます。

・ミイラやモンスター達の脅かしも一部ことなり、暗闇から突然飛び出してくる脅かしが多いです。
迫力の演出は第1弾と変わらず、さらに真っ暗闇の中を進むということで恐怖が上がっています。ただ、あまりにも暗すぎて進みづらくせっかくのリアルな造形物がわかりにくい一面もあるので個人的には前の方が良かったかなと思います。


~混雑状況について~

皆さんご存知のように、このハロウィンホラーナイトは連日大変混雑をしており、特にこのスーパーホラーエリアの「バイオハザード」、「ジェイソン」は運営が開始される前(15時頃)から待機列が出来始めてその後どんどん列が伸び、18時開始前に既に3時間待ちを超える行列が出来てそのまま受付終了(ラインカット)というのもしばしばです。

ちなみに、イベント開始前の前評判では「バイオハザード」が一番人気でWeb上で買えるエクスプレスパスでもバイオハザードのだけすぐ売り切れる印象でしたが、現在では「ジェイソン」が一番人気のようです。Webチケットでもジェイソン・セットのエクスプレスパスは期間中の土曜日は前日売り切れています。

曜日別では金曜日がやや空いているようなので、可能な方であれば金曜日に行くのが一番良いでしょう。土日祝に行くのであればエクスプレスパスは必須です。前売りを購入したいところですが、売り切れているのであれば朝一、開園2時間ぐらい前にから並んで当日販売分を狙う(バイオハザード、ジェイソンは開園10分程で完売するので、それぐらい早く並んでないと購入は無理)か、高額になりますが「スタジオ・ツアー」を方法するのも一つの手です。日によって異なりますが大抵の場合上記3つのホラーアトラクションは体験できるようなので、3つ共全て体験したい方にはお勧めです。

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