お化け屋敷にエヴァンゲリオンと夏のイベントも終わってまだ2週間程ですが、もう東京ドームシティの秋イベントが始まっています。その一つがこちら、12/1(土)に公開予定の映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」とタイアップしたお化け屋敷が登場です。
画像からわかるように場所は9/17(月)まで開催していた「お化け屋敷の人形倉庫」で、内部の構成はそのまま流用されています。ただし、仕掛けなどは「お化け屋敷の人形倉庫」の前の「血の遺言状」(及びそれとほぼ同内容である「魔界からの恋文」)に近いです。中でやるミッションは「血の遺言状」と全く同じ。
今回もタイトルが『お化け屋敷~黒衣(こくい)の女の呪い』と映画名をそのまま使っていないのは、著作権的な問題が絡んでいるからだと思います。
ストーリー
主人公の若き弁護士「アーサー」(ダニエル・ラドクリフ)が命じられた仕事は、沼沢地の島にぽつんとそびえ立つ「イールマーシュの館」に赴き、最近他界したその館の住人「アリス夫人」の遺言状を見つけ出すこと。だが館には陰鬱なムードが漂い、謎めいた"黒衣の女"が出没する。やがてアーサーはこの館の忌まわしい過去を知り自らも恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていくのだった…。
(ここまでが映画のストーリー)
この館に入るお客様は入口で黒衣を着た女の亡霊から届けられた手紙を渡される、手紙にはところどころに空白があり、中に入る言葉を館から探してこなくてはならない。館内にはあちこちに黒衣の女の気配が漂い、女によって死に追いやられた者たちの亡霊も潜んでいる。はたして手紙を完成させ、この恐怖の館から抜け出せるのだろうか…。
お化け屋敷内容
前述のよう、中でやることは前作「血の遺言状」と全く同じで、館内で手紙の空欄に入る文字を探す → 文字の近くには机とペンがあるのでそこで手紙に見つけた文字を書きこむ、を4回繰り返すと空欄が全て埋まって手紙が完成するので、出口にある返却台に置いてきます。もちろん、何も起こらず文字を見つけることはできないのですが…。内装は「お化け屋敷の人形倉庫」の面影はあまり残ってなく、倉庫から一瞬にして洋風のお屋敷(館)になっていますね。
ストーリー通り、館内にはあちこちに"黒衣の女"が出現します。何をすることもなくただじっとたたずんでいたりするので、それが逆に怖いです。また、下の画像のような展開もあったりしますよ…。
仕掛け自体は長年(2010年~)からここでやっているお化け屋敷とほぼ同じなんであんまり新鮮味がないのですが、それを考えなければ脅かし技術はやはりトップクラスですし、それに"黒衣の女の気配がする"という映画での恐怖をそのまま味わえる構成は上手いですね。
期間は来年1/14(月)までです。