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「ホラーバージョンのアトラクション」(USJ)

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USJハロウィンホラーナイトにて、18時からホラーバージョンとなるアトラクションです。今年は4つのアトラクションが対象で、各アトラクションの通常バージョンは16時半頃((待ち時間分を含めると実質15時過ぎ)で一端受付を終了し、18時よりホラーバージョンで営業がスタートします。

「ジョーズ ~ザ・ゴーストボート~」

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昨年に引き続き今年も「ジョーズ」で各ポイントでゾンビが出現するなどの演出が加わったホラーバージョンが開催されます。今年はストーリーの変更や後述する雰囲気が一変していることもあり、通常バージョンとは全く違う印象に。
~ストーリー~
ここアミティの海は人食いサメが生息するため船の進入は禁止されている。そんな危険な水域に命令を無視して進入し、行方がわからなくなった船「アミティ3」があった。本部はアミティ3からの遭難信号を受信し、それを頼りにゲストと共に行方不明となったアミティ3の生存者を探す特別ミッションに参加することに。
だが、この事件には一つ奇妙な点がある。アミティ3がこの場所へ進入したのは"13年も昔"のことなのだ。13年前の遭難信号が今更届くわけがない。だとすれば一体だれが遭難信号を発信しているのか。発信しているのは"生きた人間"なのか…?
ホラーバージョンではサメの出現パターンなど基本的な構成は通常バージョンと変わりませんが、それに加え上記のストーリーに合わせ"アミティ3船員のゾンビ"が各所に登場します。また"ミッションに参加"というストーリーのため船を操縦するスタッフも真剣な口調や態度であり、通常バージョンの明るくコミカルな雰囲気は微塵も感じません。そのため通常とかなり違った印象を味わえるでしょう。

なお、ゾンビはアトラクションの待ち列にも登場。並んでいるお客さんを驚かせます。
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「ウォーターワールド ~ディーコンのスケアリーバックステージ~」

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「ウォーターワールド」のシアターのバックステージ(裏側)を使ったウォークスルー(歩く)お化け屋敷タイプのアトラクション(※)。画像の矢印のシアター正面左奥から、ステージ裏側のバックステージへ進みます。

バックステージ入口にはチェーンソーを持った「ディーコン」(通常の「ウォーターワールド」に出演しているスタントマン)からの説明があり、その先からはショーの小道具(ウォーターワールドでないものも含む)や備品などがやや乱雑に置かれている、本当にショーの裏側を見ながら進みます。中には変電設備や給水ポンプなどの設備があったり、ショーで使うディーコンが乗ってくる船が止めてあったり(ショーのように後ろのファンが動いて水を飛ばしてくる)となかなか興味深い風景。そこにゾンビの格好をしたディーコンの手下やモンスター等が出現してゲストを驚かせます。

おそらく初めてであろう「ウォーターワールド」の裏側が見れるアトラクションということで、特に常連に人気が出始めているアトラクションのようです。まぁショーの裏側を見せちゃうのはどうかという意見もありそうですけど。

※そのためホラーバージョンのアトラクションというより「スーパーホラーエリア」に分類される場合もある。

「スペースファンタジー ザ・ライド ~イン・ザ・ダーク~」

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昨年のハロウィンホラーナイトと同様、ゾンビが侵入し電気系統が故障し真っ暗闇となったスペースポートが舞台。最初のブリーフィングではコントロールセンターにゾンビが侵入する様子も描かれます(内容自体は去年のをそのまま流用しているみたい)。

昨年と同様ライド乗場に行くまでの通路にも普通にゾンビが出現し、ゲストを驚かせます。今年はアトラクションスタッフの中にもゾンビ化した人がいて(ゾンビになっても)普通にゲストを誘導していました(「ゾンビを見かけませんでしたか?」と聞いてくるので思わず「ゾンビはお前だろ」とツッコミたくなる)。

コースター自体は、ライドに付いている照明以外は灯りがなにもない暗闇を疾走します。ライドに付いているスピーカーからは物音やゾンビの呻き声、女の人のすすり泣き声や悲鳴などホラー映画定番のBGMが聞こえてきます。去年は館内全体にロックミュージックがガンガン流れてましたが今年はありませんでした。なのでライドからの恐ろしいBGMがより強調されて結構怖いです。

昨年と同様ファンタジーな世界観や演出がある通常バージョンとは180度異なるタイプのコースターとなっているわけですが、真っ暗闇を走行するので予測がつかなく、体感スピードも増すのでコースターとしてはより怖くなっていると思います。

「ハリウッドドリーム・ザ・ライド ~ホーンテッドBGM~」

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コースターの走行中に聞ける音楽にて、最初のナレーションが異なりまたどの曲を選んでも曲の合間に悲鳴や叫び声が入ります。言ってしまえば変わっているのはそれだけで待ち列や乗り場で一部を除いて特に演出があるわけではないので他のホラーバージョンと比べそんなに変わっている印象はありません。

このホラーバージョンの内容自体は2007年~2010年に開催されたスペシャルハロウィン(追加料金を支払うことで参加できる有料イベント)にて以前も実施されていたものと同一のようです。


ホラーバージョンのアトラクションは特に大人気で、1時間~2時間待ちとなることもしばしば。今年から有料の優待券「エクスプレスパス」が発売されるようになりましたが、これは絶対に利用した方が良いです。言ってしまうと、通常に並んでだと1日で全部体験するのは厳しいです(エクスプレスパスを使っても難しいですけど)。

さて、ハロウィンホラーナイト関連の記事は残すところ、今回の目玉の「バイオハザード」、「13日の金曜日」等のスーパーホラーエリアのアトラクションですが… 実は自分が行った日途中雷雨に見舞われてアトラクションが中断するなどのトラブルもあってこの2つ体験できなかったんですよね…。
でも、9月下旬にもう1回行く予定があるので、その時体験してから掲載しようと思います。それまで間が空いてしまうと思いますので、ご了承ください。

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